神戸市内の移動は、バス、鉄道と色々な選択肢があります。
移動時間、運賃、乗降車するバス停や駅の近さなど、選ぶ基準は人それぞれでその時々によります。
そんな中でも、運賃は優先度の高い選択肢ではないでしょうか。
特に家族連れでおでかけするような場合、人数が多い分、交通費もばかになりません。
うちもよく家族でお出かけすることがあり、その都度移動ルートを検討しています。
そんな中、最近よく利用しているのが、エコファミリー制度(市バス、市営地下鉄共通)とバス乗継割引です。
エコファミリー制度は子供連れの場合に子供料金がサービスされる制度です(人数制限あり)。
また、うちの子供たちはバスに乗りたがるので、バス乗継割引もとても便利な制度です(時間制限あり)。
子供連れの移動手段として、市バス、市営地下鉄が使いたくなる制度が充実しています。
エコファミリー制度
サービスの内容
同行する大人(大人料金で乗車する中学生以上)1人につき、小学生以下2人まで無料になるサービスです。
以前は土日祝日のみだったようですが、今は毎日適用されます。
対象
神戸市バス全線と、神戸市営地下鉄全線が対象です。
利用方法
バスの場合、降りる時に運転手に「エコファミリーです」と伝えることで適用されます。
地下鉄の場合、乗車時に駅の窓口で「エコファミリー」と伝えて切符をもらいます。
降車の際には自動改札へその切符を入れたらOKです。
バス乗継割引
割引の内容
対象のICカード(ICOCA、PiTaPaなど)を使い、1乗車目から2乗車目まで30分以内に乗り継いだ場合、最大230円割引されます。
※神戸市バスは230円区間が多いので、1乗車分の運賃が丸々割り引いてもらえることも。
対象
神戸市バス全線と神姫バスの一部が対象です。
利用方法
対象のICカードで普通に乗降車時のタッチを行うことで、自動的に適用されます。
実際の活用例
エコファミリー制度
市バス、地下鉄はいつでもエコファミリー制度が適用されるので、大人料金だけ計算しておけばよいのが助かります。
例えばメリケンパークに遊びに行った時は、行きは地下鉄、帰りはバスを利用しました。
小学生と保育園の2人の子供を連れて行きましたが、エコファミリー制度と小児料金(※)で子供たちは2人とも無料で移動できました。
※6歳未満の小児が、6歳以上の乗客に同伴される場合、小児2人まで無料となります。
バス乗継割引
地下鉄とバスで行くと両方の運賃がかかるルートを、”バス+バス”の乗り継ぎができたため、バス1回分の費用で移動することができました。
バス乗継の移動は時間がかかるというデメリットはありますが、目的地のすぐ近くまで行けるというメリットがあります。
また、座席の配置の関係でパーソナルスペースが確保されるためか、時間が長くてもバス移動の方が楽な感じがします。
時間の余裕がある場合には選択肢としてありだと思います。
ちなみに、バスの乗換検索を難しいと思っている方へ、おすすめの検索方法を紹介していますので、こちらもご覧ください。
まとめ
神戸市バス、地下鉄のお得キャンペーンを使うと、交通費を抑えれられるケースがあります。
とくに「エコファミリー制度」は子育て家庭にとってはありがたい制度です。
また、バス乗継割引はちょうどよい路線があれば、安くて楽に移動できる手段になり得ます。
子供との移動に、市バス、市営地下鉄はおすすめです。



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