【お出かけ】”わけあって絶滅しました。展” in神戸(2025)

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今日は3連休の最終日。
我が家は残念ながら妻が休日出勤ということで、娘達と3人でお出かけすることに。

朝から、動物園だの、水族館だの、公園だのと意見がまとまらずに半ばあきらめかけた時、出社前の妻から一言。
「”わけあって絶滅しました。展”が神戸海洋博物館でしてるって。アンモナイト掘りもできるみたい。今日が最終日らしい。」

万博の最終日が今日なのは認識していましたが、こんな身近にも最終日があったとは・・・。
しかも、『アンモナイト掘り』のキーワードで眼がきらりと光った人が2名ほど。

瞬時に行先が決まりました。

特別展 「わけあって絶滅しました。展」開催 | 【公式】神戸海洋博物館
神戸海洋博物館では、2025年9月19日(金曜)から2025年10月13日(月曜・祝日)まで、特別展「わけあって絶滅しました。展」を開催いたします。シリーズ累計100万部突破の大人気図鑑『わけあって絶

いざ、神戸海洋博物館へ

の前に、umieのイオンによって、水分と昼食を確保。
1人2本のペットボトルと昼食 ×3人分 で、リュックの紐が千切れるんじゃないかと気になるくらいの重みを背負い、モザイクを抜け、ポートタワーの方へ向かいました。

途中、海をのぞき込むと、チヌらしき魚が数匹。
『なかなか引きが強そう』と一人妄想を膨らましている間に、魚探し競争が始まっていました。

長女は比較的すぐにエイを見つけ、クリア。
次女はなかなか見つからず、浮かんでいるゴミや底の方の貝などを見つけるばかり。
『このままだと博物館に行く前に一日が終わってしまう』と少し焦りながら、一緒になって探します。

そして、アジかサバかは分かりませんが、小さめの魚の群れを(私が)発見し、「その辺りで何かキラキラしてない?」とヒントを与え、やっと発見してくれました。

博物館への道のりの長いこと・・・。

そしてやっと到着すると・・・。

順番待ち、そして順番待ち

玄関前につくとチケット購入の順番待ちの列が・・・。
15分ほどまって窓口にたどり着き、チケット購入できました。
なお、時々忘れてしまいますが、今日は忘れず”のびのびパスポート”を持参していたので、お得に入館できました。

そして、館内に入ってすぐに見えてきたのが次の順番待ちの列。
どうやら”アンモナイト掘り”の順番待ちの列だと気づき、すぐに並びました。
ところが、「チケットの無い方は売店で購入してください」とアナウンスがあり、振り返ると売店の前にも列が。

万博以来の順番待ちでしたが、何とか娘達のやる気を保ちつつ、結局1時間ほど並んで”アンモナイト掘り”にたどり着きました。

アンモナイト掘り

勝手に「岩の中のアンモナイトを取り出すとかかな?」とイメージを膨らませていたら、周りの人たちの「1分間で掘れるだけ掘る」といった会話が聞こえてきました。
「一分間で掘るの?」と思いながら、我が家の順番を迎えました。

実際は、細かいたくさんの石の中に埋まったアンモナイトを掘るもので、あとで博物館のサイトを見ると、しっかり説明が書かれていました。

娘たちは、1分間必死に掘り続け、それぞれ3個ずつ見つけることができました。
そして、選びに選び抜いて、お土産の1個をもらいました。

ちなみに、「石膏か何かで作った作り物かな」とこちらも勝手にイメージを膨らましていたのですが、博物館のサイトを見ると”本物”とありました。

今日からアンモナイト(の化石)と同居生活です。

いよいよ、”わけあって絶滅しました。展”へ

アンモナイト掘りの後、博物館の目の前のメリケンパークで昼食をとることにしました。
ちょうど”インディアメーラー”というインドのお祭りをやっていて、たくさんのテントでカレーをはじめとした食べ物やらが売られていました。

『知ってたらカレーが食べれたのに・・・』と思いながら、イオンで購入した昼食を食べ、少しメリケンパーク内で遊んだあと、博物館へ再入場して”わけあって絶滅しました。展”の展示室へ。

ここでもまさかの順番待ちがありましたが、それほど待つことなく展示室へ入ることができました。

そりゃ、絶滅しますよね・・・

絶滅の理由は、
 ・地球規模での気候変動・環境変化に適応できなかった
 ・個性を尖らせすぎて他の変化に対応できなかった
 ・人間のせい
がメインのようです。

隕石衝突や火山の大噴火、その結果起きた地球規模の変化。
人間だって耐えられそうにないです。

○○を発達させて、××は実は弱かった というパターン。
生きているうちに気が付けるか?
仮に気が付いても改善できるか?
結構難しい問題です。

人間のせいで絶滅。
人間もそうならないようにありたいものです。

面白くも考えさせられるテーマでした。
心配していてもしょうがないけど、同じようなことが明日起きてもおかしくはない。

何か対策できるかというと難しい。
けれど、後悔の無いよう日々を生きたいと感じました(それも難しいけど)。

娘達の反応

長女は「もう一回見たい」というくらい楽しめたようです。
次女はまだ膨大な文字を読むのが苦手で、「アンモナイト掘りの方が楽しかった」といっていました。

それでも、それぞれ感じるものはあったんじゃないかと思っています。

さいごに

本家の絶滅図鑑はまだ手に取ったことがありません。
ただ、今回の展示がきっかけとなり、読んでみたいという気にさせられました。

今の私たちからすると、『攻めたフォルムの生き物が昔いた』と少し滑稽がりながら見ていますが、未来の生き物からすると人間もそうなるかもしれません。

面白がりながら、過去と未来に思いを馳せる一日になりました。


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