プラネタリウムでの星探しで子供の興味を発見した話

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”満天の星空”や”天の川”を実際に見たことがある人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

街明かりのある場所で見える星の数は、実際の星の数に比べて本当に少なくなってしまいます。

時間も天候も気にせずに星空がみえる”プラネタリウム”。

子供と一緒に鑑賞して、星探しをする中で、子供が星に興味を持っているという新たな発見がありました。

そんな「星を探して、子供の興味を発見した話」をご紹介します。

星空の鑑賞について

街の中に住んでいると、街灯や家の明かり、車のヘッドライトなど、光が色々なところから発せられています。

暗い星はこの”街明かり”に負けてしまい、街の中では見える星の数が激減してします。

街明かりを避けるには、

  • 暗い所に行く(街から離れた山奥や海など)
  • プラネタリウムに行く

の方法があります。

暗い所へ行く

暗い所は本物の星空が見えるという代えがたい魅力がありますが、行くのが大変なことが多いうえ、暗すぎて怖いという点がデメリットです。(最近はクマのニュースも多いです・・・)

また、天候の影響を受けたり、月が明るすぎると星が見えなくなってしまうなど、事前の計画と運が必要です。

プラネタリウムに行く

プラネタリウムは本物の星空は見えません。

ですが、昼間に安全に行けるうえ、天候に左右さることもなく、さらには解説までしてもらえます。

ごく稀にイビキが聞こえてくることもありますが、BGMということで!

子供がプラネタリウムで星に興味をもった

私が住む神戸市には、「バンドー神戸青少年科学館」にプラネタリウムがあります。

三宮からポートライナーで15分くらいで、いつ行っても多くの親子連れで賑わっています。

ここのプラネタリウムでは、「今日(プラネタリウムに行った日)の夜〇時の神戸の星空」を見せてくれます。

そして、目を閉じている5秒の間に、神戸の人達にお願いして街中の電気を消してもらってくれます。(プラネタリウムの中で真っ暗な状態の夜空を再現)

街明かりがあるさっきまで見ていた夜空と、街明かりのない今の夜空。

街明かりがないと「星が降ってくる」ほどの満天の星空が見えます。

子供も大人も関係なく、思わず「きれい」、「すごい」という言葉がでます。

うちの子供もテンションが上がっているのがすぐ分かりました。

そこからは、今の時期の有名な星座や明るい星を教えてもらい、覚えた星の名前を口ずさみながら帰路につきました。

その日の夜には、さっそく「その星を見たい」と言われ、少しひらけた場所で星探しをしました。

後日談

そこからしばらく時間が経ち、本屋さんに立ち寄った際に、子供から「これがほしい」と言われました。

見ると「天体望遠鏡」を指さしていて、聞けば「月や惑星を実際に見てみたい」ということでした。

今まで星の話なんてほとんどしなかったうちの子供が、星に興味をもったことがはっきりと分かった瞬間でした。

本屋さんで見た天体望遠鏡はとても簡易的なものだったため、その場での購入はあきらめました。

今、子供と一緒にどの天体望遠鏡にするか吟味しているところです。

私自身も昔、天体望遠鏡で月のクレーターや土星の環っかを見たことがあります。

ですが、それだけでなく、星団や星雲なども見えるようです。

天体望遠鏡を入手したら、子供そっちのけで私が覗いてしまいそうですが、そこは仲良くシェアします。

さいごに

プラネタリウムは説明を受けながら手軽に星空が見えるだけでなく、子供の興味を引き出してくれる場になるかもしれません。

大型のものには劣りますが、今は家庭で楽しむプラネタリウムもあります。

我が家でも一度見たことがありますが、子供たちはそれでも大喜びでした。

街中にいると星と触れ合る機会が少ないかもしれません。

そんな中で、プラネタリウムは星との出会い、子供の興味との出会いを演出してくれる場になり得ると感じました。

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