はじめに
健康診断や病院を受診した時に、血糖値や脂質が気になったことはありませんか。
血糖値や脂質のコントロールには”食事の見直し”が王道なのは分かっていますが、美味しいものが食べたい気持ちも抑えがたい・・・。
そんな時に、糖質や脂質の吸収を抑えてくれる「食物繊維」があることを知りました。
それも、飲み物に溶かしてドリンクとして飲めるというものです。
そんな食物繊維”難消化性デキストリン”と”α‐シクロデキストリン”について紹介します。
トクホ(特定保健用食品)で「糖質の吸収を緩やかにして・・・」と言っているものも見かけますが、この飲み物には難消化性デキストリンが入れられていることも多いようです。
食物繊維の必要摂取量について
厚生労働省によって出されている「日本人の食事摂取基準(2025年版)」によると、日本人の大人が1日に摂取する食物繊維の目標量は20gを超えています。
よく見る例えでは「レタス3玉分以上」なんて言っていますが、さすがに3玉も食べると飽きます。ほかの野菜も一緒に食べるとしても、実際はなかなかできるものではないと思います。
そこで見つけたのが粉末状の食物繊維。大きく分けると、水溶性/不溶性の2種に分かれ、その中にも何種類かの食物繊維があるようです。
我が家の場合、”難消化性デキストリン”と”α‐シクロデキストリン”を一緒に摂取して、”糖質も脂質も抑え込んでやろう”という強気の姿勢で挑んでいます。
食物繊維の摂取の仕方
この2種の食物繊維、水によく溶けます。
我が家では、トマトジュースに混ぜたり、リンゴ酢ドリンクに混ぜたりと、飲み物に混ぜてそのまま飲んでいます。
味はわずかにあり、水に食物繊維だけを溶かして飲むようなことをすれば感じますが、他のドリンクに混ぜてしまえばほとんど分かりません。

※難消化性デキストリンは飲み干してしまい、再入手待ち
レモン果汁などを直接食物繊維にかけた場合など、固まってしまうことがあります。色々なものを混ぜると固まることがあること、ご注意ください。
摂取による変化
まず変化として感じたのが、お通じがかなり良くなったことです。
「腸が”超”喜んでいる」と感じるほどでした。

体重にも変化が出てくれることを期待していましたが、こちらはそんなに甘くないようです。
あと、摂取し始めのことはお腹が張ったり、ゆるくなったりすることもあります。徐々に量を増やしていきながら体を慣れさせるということは必要です。
さいごに
「野菜を大量に摂取するのは難しいけど、食物繊維が必要なのも分かっている。」という人に、粉末状の食物繊維は最適だと思います。
食事は楽しみであるとともに健康の基礎となるものです。
スプーン1杯の手間だけで摂取できる食物繊維、おすすめです。
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