夏休みの宿題の定番、植物の観察。わが家は賃貸マンションのベランダで朝顔・なす・ホウセンカを育てていますが、正直に言います——毎年うまくいきません。
今年も、朝顔はつぼみすらできず、なすは実が育たず、ホウセンカも花が咲きそうにない。水やりは1日2回以上、肥料もあげているのに、です。
この記事は「上手な育て方」の話ではありません。ちゃんと世話をしても咲かなかった年の記録と、それでも観察日記は書けたという話です。同じように「うちの子の朝顔、咲かないんだけど…」と焦っている親御さんに読んでもらえたらと思います。
わが家の結果|3種類とも、うまくいきませんでした
- 朝顔:つぼみができない(当然、花も咲かない)
- なす:実が育たない(大きくならない)
- ホウセンカ:花が咲きそうにない
枯れてはいません。葉は出ているし、株自体は生きている。でも「花が咲く」「実が育つ」というところまで行かない。これが毎年続いています。年によって差はありますが、咲いても数が少なかったり、実が小さかったりという状態です。
わが家のベランダ環境|夜も30℃を下回らない

参考までに、育てている場所の条件を書いておきます。
- 向き:南東向き
- 広さ:6mほどのベランダ
- 設備:両端にエアコンの室外機と給湯器。植物はちょうど真ん中あたりに置いている
- 夜の気温:30℃を余裕で超える
日当たり自体は悪くありません。むしろ暑すぎるのだと思います。コンクリートの照り返しがあり、両端の機器から熱も出る。そして都市部は夜になっても気温が下がりにくい。植物にとっては、昼も夜も休まる時間がない環境なのかもしれません。
※あくまでわが家の環境での話で、うまくいかない原因を特定できたわけではありません。植物の生育には品種・土・水・肥料・日照などさまざまな要素が関わるので、「暑さのせい」と断定するつもりはありません。
やってみた対策|水やりを増やし、肥料もあげた
- 水やりは1日2回以上(朝と夕方。暑い日はさらに追加)
- 肥料もあげた
つまり、「世話をサボったから咲かなかった」わけではないのです。ここは声を大にして言いたいところです。夏休みの観察が思うようにいかないと、親も子も「自分のせいかな」と思ってしまいますが、環境的にどうにもならないこともあります。
救われた一言|「うちだけじゃなかった」
後から先生に聞いた話ですが、暑さで花が咲かなかったり、実が育ちにくかった家庭が多かったそうです(※伝聞です)。
これを聞いたとき、正直ホッとしました。わが家のベランダが特別ダメだったわけではなく、その年の暑さの中では、多くの家庭が同じ状況だった。もし今まさに「うちの朝顔だけ咲かない…」と落ち込んでいる方がいたら、周りも案外そうかもしれません。
咲かなくても、観察日記は書けます
親として一番心配なのは「宿題、どうしよう」だと思います。結論から言うと、咲かなくても提出できました。
わが家は枯らしてはいなかったので、「花が咲いていない状態」をそのまま絵日記にしました。葉の数、茎の伸び方、つぼみができていないこと——それも立派な観察の記録です。
咲かない年の観察日記に書けること
- 葉の枚数・大きさ・色の変化
- 茎の高さ(定規で測ると、変化が数字で残る)
- つぼみができていない、という事実そのもの
- 毎日の気温や天気(暑さの記録は立派なデータ)
- 水やりの回数・肥料をあげた日
- 「なぜ咲かないんだろう?」という子どもの考察
むしろ「思ったとおりにならなかった理由を考える」ほうが、観察としては本質的かもしれません。きれいな花の絵だけが観察日記ではない、というのがわが家の実感です。自由研究のテーマ選びは共働き家庭の自由研究の記事にもまとめています。
賃貸ベランダで気をつけていること
育てる以前の話として、賃貸ならではの注意点もあります。
- ベランダが狭い:通路や避難経路をふさがない位置に置く(ベランダは緊急時の避難経路にもなります)
- 土を流さない:水やりで土が流れて排水口を詰まらせないよう、鉢の状態に配慮する
- 虫のチェックは大事:葉の裏まで見る。ご近所への影響も考えて、早めに対処する
- 規約の確認:ベランダの使い方は、物件によってルールが違います
ちなみに「ベランダ菜園はゴキブリが出る」という話も聞きますが、わが家では今のところ問題は起きていません。とはいえ、置きっぱなしの受け皿に水をためないなど、清潔を保つのは大事だと思います。
来年に向けて、わが家が試してみようと思っていること
原因を特定できたわけではありませんが、「暑さがきついのでは」という前提で、来年はこのあたりを試してみようと考えています。効果を保証できるものではなく、あくまで検討中のこととして読んでください。
- 置き場所を変える:室外機の風が当たりにくい位置か、午後の直射を避けられる場所へ
- 鉢を直置きしない:コンクリートの熱が伝わりにくいよう、スノコや台の上に置く
- 鉢を大きめにする:土の量が多いほうが、土の温度も水分も安定しやすいと言われます
- 水やりの時間帯を見直す:日中の暑い時間を避け、朝早めと夕方に
- 遮光や日よけ:一日中カンカン照りなら、午後だけ日陰になる工夫も
ただし、賃貸のベランダは置ける場所も広さも限られるのが現実です。「日当たりのよい風通しのいい場所へ」と言われても、そんな都合のいい場所がないからこそ困っているわけで。できる範囲で試して、また記録しようと思います。
よくある質問
Q. 枯れてはいないのに咲きません。失敗ですか?
観察の宿題としては失敗ではありません。枯らさずに育て続けたこと自体が立派ですし、「咲かなかった」という結果も記録になります。心配なら、担任の先生に状況を伝えておくと安心です。
Q. 学校に持っていく前に枯れそうです
まず水やりの状況と置き場所を見直してみてください。それでも難しい場合は、早めに学校へ相談を。同じ状況の家庭が複数いることも珍しくありません。
Q. ベランダ以外で育てる場所がありません
わが家も同じです。ベランダしかない前提で、置き場所・鉢・水やりの工夫をするしかありません。共用廊下や共用部に置くのは、避難経路や規約の関係で避けたほうが無難です。
Q. 虫がついたらどうする?
葉の裏まで確認して、早めに対処します。ご近所に迷惑がかかる前に気づくのが大事なので、水やりのついでに毎日チェックするのがおすすめです。
まとめ|咲かない年があっても大丈夫
- 賃貸ベランダは照り返し・機器の熱・夜も下がらない気温で、植物には過酷な環境になりやすい
- 水やりを増やし肥料をあげても、咲かない年はある
- 周りの家庭も同じ状況のことが多い(=あなたのせいではない)
- 枯らさなければ、咲いていない記録も立派な観察日記
- 賃貸では避難経路・排水・虫のチェックを忘れずに
毎年うまくいかないわが家ですが、それでも子どもたちは水やりを続けています。思いどおりにならないことを体験するのも、観察のうち。そう思うことにしています。夏休みの宿題の進め方は宿題のスケジュール管理の記事もどうぞ。



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