夏休みが始まると、毎年のように頭を悩ませるのが「宿題、ちゃんと終わるのかな……」問題です。最終日に泣きながらやる、あの光景は避けたい。かといって、親が横についてガミガミ言うのも、お互いしんどい。
わが家(小学生の子ども2人)は去年、エクセルで宿題の計画表を作りました。……が、見事に途中で挫折。その反省から、今年はAIを使って「宿題管理アプリ」を自作してみたら、これが思いのほかうまくいっています。この記事では、去年の失敗と、今年のアプリで何が変わったかを、正直に書きます。
去年の失敗:エクセルの計画表は「実績記入」で挫折した
去年やったのは、こうでした。エクセルで、日ごとに「今日はここまで進める」という内容を書き込んだカレンダー型の計画表を作り、紙に出力。冷蔵庫に貼って、終わったら手書きで実績を記入していく——という、よくあるやり方です。
計画を立てるところまでは良かったんです。問題は、その後。手書きで実績を記入するのが面倒で、しかもだんだん飽きてくる。子どもも親も、いつの間にか記入しなくなり、計画表はただの紙になってしまいました。「計画は立てるけど、続かない」——これ、あるあるじゃないでしょうか。
今年の解決策:AIで「宿題管理アプリ」を作った

去年の反省から、今年はアプリ化しました。エクセルの計画表からの改善ポイントは2つです。
- タブレットでタップするだけで実績入力できるようにした(手書きの面倒をなくす)
- スケジュールにバッファ(余裕)を持たせた——遅れが出ても、途中で取り戻せる設計にした
去年いちばんの敗因だった「実績記入の面倒くささ」を、タップ入力で解消。そして、計画どおりに進まない日があっても心が折れないよう、あらかじめ余裕を組み込んだのが大きな違いです。
アプリの中身|カレンダー型+宿題ごとの進捗
日ごとに「今日やること」を表示
カレンダー型の表に、日ごとに「算数の宿題はここ、漢字はここ」とその日に最低限終わらせる内容を表示しています。子どもは「今日はこれをやればOK」が一目でわかる。ゴールが小さく区切られているので、取りかかりやすいようです。
7月はドリル系、8月は選択課題に振り分け
スケジュールの組み方はこうしました。
先に手を動かせば終わるドリル系を7月に片づけておくと、時間と頭を使う8月の課題に集中できます。ここは親のスケジュール設計の腕の見せどころでした。
宿題ごとの進捗が一目でわかるページも
カレンダーとは別に、宿題ごとの進み具合が見えるページ(タブ)も用意しました。「算数ドリルは何割終わった」「読書感想文はまだ手つかず」といった全体像が、パッと見でわかります。
子どもの反応|「進み具合が見える」のが楽しいみたい
うれしい誤算だったのが、子どもの食いつきです。タブレットでタップするだけで実績が入る手軽さに加え、宿題ごとの進捗が見えるのが「楽しい」らしい。ゲームで達成度バーが伸びていくのに近い感覚なのかもしれません。
去年は「書くのが面倒」で止まったのに、今年は自分から入力しています。記録のハードルを下げることが、こんなに効くのかと実感しました。
作ってみて、どう変わった?
一番の変化は、子どもが「計画」を意識するようになったことです。「これはちょっと進んでる」「これは遅れてる」と、自分の状況を把握できるようになりました。親が言う前に、自分でペースを見られるのは大きい。
正直に言うと、まだ夏休みは始まったばかりなので、これが最後まで続くかは分かりません。息切れする可能性もあります。それでも、去年より確実に良いスタートが切れているので、このまま続けてみるつもりです(うまくいったら、この記事に結果を追記します)。
非エンジニアの親でも、アプリは作れる時代

「アプリを自作」と聞くと身構えるかもしれませんが、私はエンジニアではありません。やったことは、驚くほどシンプルです。
夏休みの宿題の一覧が1枚のプリントにまとまって配られていたので、その写真を撮って、エージェント型のAI(対話しながら作業してくれるタイプのAI)に読み込ませました。そして、こうお願いしただけです。
- 「この範囲は7月中に、残りは8月のお盆ごろまでに終わるようなスケジュールを組んで」
- 「実績を入力できる機能を持ったアプリにして」
すると、あっという間に形にしてくれました。細かい表示はやり取りしながら微調整しましたが、専門知識はほとんど不要。「こういうものが欲しい」を言葉で伝えれば、AIが形にしてくれる——そんな時代になったんだな、と実感しました。もちろんAIの出来ばえは頼み方や内容で変わるので、そこは対話しながら育てるイメージです。
まとめ|「計画」より「続く仕組み」が9割
- 計画表は作れても、実績記入が面倒だと続かない(去年の失敗)
- タップで入力+進捗が見えると、子どもが自分から続けた
- スケジュールはバッファ込みで、遅れても取り戻せる設計に
- 7月にドリル系・8月に選択課題、と種類で振り分けると回しやすい
- 非エンジニアでも、AIに頼めばアプリは作れる
夏休みの宿題が終わらない原因は、やる気だけの問題ではなく、「続く仕組み」がないことかもしれません。わが家はAIの力を借りて、その仕組みを手作りしてみました。同じように毎年ハラハラしている方の、ヒントになればうれしいです。夏休みのお金や過ごし方は、共働きの夏休みの乗り切り方にもまとめています。


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