遠足のお弁当は、普段と同じで足りました。特別なものは作っていません。
「遠足だから、いつもより頑張らないと」。前の晩にそう思って、レシピを探し始めた経験はないでしょうか。私はあります。
わが家は共働きで、小3と小1の姉妹がいます。学童があるので、弁当は日常的に作っています。その延長で遠足の日も作ってきました。
この記事では、普段と何を変えたか/いちばん難しい「量」の話/外では箸が使いにくいこと/中身/保冷剤/前日と当日の分担/水筒とゴミまでまとめます。
読み終わるころには、前の晩に慌てなくて済むはずです。
結論:普段のお弁当と同じで足りました
先に結論です。わが家が普段と変えたのは、3つだけでした。どれも、手間が増えるものではありません。
| どうしたか | |
|---|---|
| 量 | 少し多めにする |
| ミニトマト | 切るか、ピックで刺す |
| 主食 | おにぎりにする(普段はやめています) |
| おかずの中身 | 普段とまったく同じ |
見た目を凝ったり、キャラクターを作ったりはしていません。いつも食べているものを、いつもどおり詰めています。
変えなかったこと
遠足だからといって、手を加えなかったところです。
- 新しいおかずは足さない
- おかずの組み合わせも普段どおり
- 容器も普段のもの
- 前日の下ごしらえも増やさない
理由はひとつで、子どもは食べ慣れたものをいちばんよく食べるからです。
気合を入れて新しいおかずを入れても、口に合わなければ残ります。せっかくの遠足で「食べられなかった」になるより、いつものほうが確実だと思っています。
普段の弁当で悩んだ話は早起きして作った弁当が「彩りが悪い」と言われた話にも書きました。凝ることと、喜ばれることは別でした。
普段はやめたおにぎりを、遠足だけ作ります
ひとつだけ、はっきり変えているものがあります。主食です。
実は、普段の学童のお弁当ではおにぎりをやめました。にぎる作業が、思っていたより時間を食うからです(そのときの話はこちら)。
それでも、遠足のときだけはおにぎりにしています。
理由は2つあります。
- 外で食べやすい形だから
- 遠足らしさがあるから
前者は分かりやすいと思います。あとで書きますが、遠足はひざの上で食べるので、まとまっている形のほうが扱いやすい。
後者は、正直に言うと気分の問題です。でも、これが大きい。
⭐️ 量を少し多めにしているのと、たぶん同じ気持ちです。
中身は普段どおりでいい。手間も増やしたくない。それでも、遠足の日だけは少し特別にしてやりたい——そう思ったときに、わが家がやっているのが「おにぎりにする」と「多めに詰める」の2つでした。
どちらも、朝の数分でできることです。
いちばん難しいのは「量」でした

遠足のお弁当で、毎回いちばん迷うのが量です。
普段の学童の弁当なら、だいたいの感覚が決まっています。ところが遠足になると、その感覚が通用しません。理由が3つあります。
① そもそも食べムラがある
その日の体調や気分で、食べる量が変わります。これは遠足に限らずですが、遠足の日は他の要素も重なるので、余計に読めません。
② お弁当タイムが何分あるか分からない
学校の予定表を見ても、「昼食」としか書いていないことがあります。実際に何分あるのかは、当日にならないと分かりません。
短ければ、当然食べ切れずに残ります。
③ 遊びたい気持ちが勝つ
これがいちばん大きいと思っています。
早く遊びに行きたくて、お腹は空いているのに切り上げてしまうことがあります。家で食べるときとは、まったく違う条件です。
わが家は「少し多め」にしています
3つとも読めないので、結局少し多めに詰めることにしています。
理由は、正直に言うと計算ではありません。
自分が子どもの頃、たっぷり入ったお弁当が、なんだかうれしかったからです。
中身が特別だったわけではありません。ふたを開けたときに「入ってる」と思える感じが、単純にうれしかった。それだけの理由です。
残る可能性はあります。それでも、足りないよりはいいと思って詰めています。
残ってきたら「時間がなかったのかな」「遊びたかったのかな」と考えて、それ以上は言わないようにしています。
外では、箸が使いにくい
もうひとつ、遠足ならではの問題があります。食べる場所が、机の上ではないことです。
レジャーシートの上や、ひざの上でお弁当箱を持って食べます。片手がふさがった状態で、箸を使うことになります。
ミニトマトが掴めません

わが家で毎回ひっかかるのがミニトマトです。
丸くてつるっとしているので、箸で掴みにくい。安定しない場所で食べていると、落としそうになります。
家の食卓なら落としても拾えばいいのですが、外だとそうもいきません。
切るか、ピックで刺す
対策は単純です。
- 半分に切って入れる(断面があるので掴める)
- ピックで刺しておく(箸を使わずに済む)
どちらかにしておけば、落とす心配がありません。ひと手間ですが、朝の1分で終わります。
中身:おにぎりと、それぞれの必須おかず
わが家の中身は、だいたい決まっています。
| 入れているもの | |
|---|---|
| 主食 | おにぎり |
| 上の子(小3) | 卵焼きは必須 |
| 下の子(小1) | ミートボールは必須 |
| 共通 | デザート |
おもしろいもので、2人で「これがないと困る」おかずが違います。
⭐️ この「これさえ入っていれば食べる」を1人ひとつ把握しておくと、迷ったときに助かります。悩んだらそれを入れて、あとは残りもので埋めます。
デザートについては、学童のときに一度確認不足で反省したことがあります(デザートはどこまでOK?)。遠足も、学校からの案内に決まりが書いてあることがあるので、先に確認してください。
保冷剤は、秋でも入れます
時期によりますが、基本は入れています。
秋の遠足でも、日中に暖かくなる日があるからです。「10月だから大丈夫だろう」と油断すると、思ったより気温が上がります。
しかも遠足は、朝作ってから食べるまでが長い。学校に着いてから移動して、昼まで置きっぱなしになります。
保冷剤や保冷バッグの選び方は学童の夏弁当で3個リピートしたクーラーボックスの話に詳しく書きました。夏に使っているものを、そのまま秋にも使っています。
前日と当日の分担

わが家のやり方はこうです。
| いつ | やること |
|---|---|
| 前日 | 買い物、下準備 |
| 当日の朝 | 作る |
前日に作り置きはしていません。買い物と下準備までを済ませておくのがポイントです。
朝になって「ミートボールがない」と気づくのがいちばん困ります。作る時間は確保できても、買いに行く時間はないからです。
朝の段取りをどう組んでいるかは共働きパパの朝のルーティンにまとめています。前夜にやることを決めておくと、朝が変わります。
水筒とゴミ
細かいところですが、毎回のことなので書いておきます。
- 水筒は持参
- ゴミは持ち帰り
ゴミを持ち帰るということは、食べ終わった弁当箱と一緒に、包みやピックも全部持って帰ってくるということです。
ピックを使うなら、なくしても困らないものにしておくほうが気楽です。
よくある質問
Q. 遠足のお弁当は、普段と変えたほうがいいですか?
わが家は変えていません。子どもは食べ慣れたものをいちばんよく食べます。凝ったものを入れて残されるより、いつもどおりのほうが確実でした。
Q. 量はどれくらいにすればいいですか?
わが家は少し多めにしています。ただし、食べムラ・お弁当タイムの長さ・遊びたい気持ちで変わるので、正解はありません。残っても気にしない、と決めておくほうがラクです。
Q. 外で食べにくいものはありますか?
ミニトマトです。丸くて箸で掴みにくく、不安定な場所だと落としそうになります。半分に切るか、ピックで刺しておくと解決します。
Q. 秋でも保冷剤は必要ですか?
入れています。秋でも暖かい日があり、朝作ってから食べるまでの時間が長いからです。
Q. 前日に作っておいてもいいですか?
わが家は前日に買い物だけ済ませて、作るのは当日の朝にしています。
まとめ
遠足のお弁当で、わが家が分かったことをまとめます。
- 普段と同じで足りた。特別なものは作っていない
- 変えたのは3つだけ=量を少し多めに、ミニトマトを切るかピックで刺す、主食をおにぎりにする
- いちばん難しいのは量=食べムラ・お弁当タイムの長さ・遊びたい気持ちで変わる
- 外では箸が使いにくい=ひざの上で食べるから
- 「これさえあれば食べる」おかずを子どもごとに1つ把握しておく
- 保冷剤は秋も入れる
- 前日は買い物だけ。作るのは朝
量を多めにしているのは、合理的な理由ではありません。自分が子どもの頃、ふたを開けたときに「入ってる」と思えるのがうれしかった、という記憶だけです。
残って帰ってきても、それはそれでいいと思っています。楽しくて食べる時間がなかったなら、遠足としては大成功だからです。
毎日の弁当がつらいという話は小学生の夏休み乗り切り術にも書きました。あわせてどうぞ。


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