ホッピング(おもちゃ)は自分で目標を立て、クリアすることを楽しめるスポーツです

遊ぶ

親戚の集まりでおもちゃを買ってもらえることになったうちの子は、ホッピングを選びました。それから夢中になって跳んでいます。

実は私も子供の頃(30年以上前)に親にホッピングを買ってもらい、来る日も来る日も跳び続けていました。
足を乗せる踏板の部分が壊れて取れてしまうまで、まさに「壊れるまで」使い続けるほどはまっていました。

なので、子供がホッピングを選ぼうとしていた時には、「これは面白いよ~」と先輩面して勧めました。

子供の様子を見て感じた「ホッピング」の良さを紹介します。

運動面における効果

脚力、体幹が鍛えられる

ホッピングは一本足の構造をしていて、その上に乗って飛び跳ねるものです。

当然ながら、ジャンプを繰り返すという動作は脚を鍛えることになります。
また、一本足に乗って跳び続けるためバランスを崩さないよう体勢を保つ必要があるので、体幹も鍛えられます。

バランス感覚

体をまっすぐ保つという点では、竹馬や一輪車などにも近いものがあるかもしれません。

子供を見ていると、跳び始めにバランスを崩すパターンや、跳んでいる最中にだんだんと同じ位置に着地せず動き回ったりして倒れてしまうパターンなどがありました。

バランス感覚は確実に鍛えられます。

瞬発力、リズム感

連続ジャンプは、素早く地面を蹴って次の動作に移る動きの繰り返しのため、瞬発力や反応速度が鍛えられます。

また、一定のリズムで跳び続けることでリズム感も育ちます。

心肺機能

跳び続けるのは縄跳びと同じで全身を使う運動になります。

うちの子供も、繰り返しジャンプすることで汗だくになり、息もあがっているようでした。

いわゆる有酸素運動というやつでしょうか?
酸素を体の中に目一杯取り込もうとしていることが一目で分かるくらいで、心肺機能も鍛えられます。

短期間で上達することの良さ

うちの子は、最初は1回跳ぶのも怪しいくらいだったのですが、「1回跳べれば次は2回」、「2回跳んだら次は5回」というように少しずつ目標を立ててはクリアすることを繰り返していました。

目標をクリアする度に親としても「すごい、今回はバランスが抜群!」などと声をかけてあげると、嬉しそうにさらに次の目標へ挑戦する意気込みを見せてくれました。

そして初めて跳んだ日の内に30回ほど跳べるようになりました。

小学校低学年では、目標を立ててそれに向かって努力するという取り組み方にまだ慣れていないと思いますが、自然と自分でそういった取り組み方をしていることに感心しました。

また、子供本人も目標をクリアしていく喜びを感じているようでした。

ホッピングをするときの注意点

ホッピングをするときの注意点は

  •  平坦な場所ですること
  •  適度な休憩や水分補給を行う事

の2点だと思います。

一本足の上に乗ってジャンプする以上、バランスが崩れやすい状態にあります。
足元が悪い場所でバランスが崩れやすくなれば、予期せぬ転倒の仕方になるかもしれません。
平坦な場所で行うことが、楽しく安全にホッピングを行うことに繋がります。

また、跳び続ければ疲労もたまり、体の水分も失われます。
疲れや脱水によって判断が鈍った時が事故の危険性も高まるときです。
夢中になって跳んでしまう気持ちは分かりますが、子供自身が判断するのがまだ難しいようなら、
大人が注意して見守る必要があります。

過去には「体に悪い」説も

ホッピングはこれまでに数回ブームになったようです。

この「ホッピングが体に悪い」説は、昭和のブームの際に健康被害を訴える子供が出たことに起因するもので、現代の適切な使用を前提としたホッピング遊びで直接的に健康被害が発生することは考えにくいそうです。

ホッピングに夢中になりすぎて、他のことがおろそかになってしまうような子供がいたのかな?と邪推しています。

まとめ

ホッピングは動作としては単純ですが、練習すればするほどうまくなっていく上達のスピード感と、目標をクリアしていく達成感とが絶妙なバランスなので、うちの子供も夢中になって跳んでいます。

「体に悪い」説は過去のものです。
ホッピングがダメなら縄跳びもダメでしょ?と思ってしまいますが、縄跳びが体に悪いとは聞いたことがありません。
何事も節度をもって行うべきであるという点はホッピングも同じですが、適切な遊び方をしていれば害があるものではありません。

ホッピングは正しく使えば楽しく跳んで体も鍛えられる、まさに一石二鳥の遊びです。
うちの子供はカラーやデザインと、バネが露出していない点(安全性)からラングスのホッピングを選びました。
探せば他にもいろいろなホッピングが売られていますので、お気に入りの一本を見つけて楽しんでもらえればと思います。

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