「日中、子どもが熱中症になっていないかな」——共働き家庭にとって、夏のいちばんの心配ごとです。平日は仕事で、子どものそばにずっといてあげることはできません。
だからこそ我が家(小1・小3の姉妹)は、「その場で見ていなくても防げる仕組みと習慣」を大事にしています。この記事では、共働きパパが保育園・学童・お出かけで実際にやっている熱中症対策を、本音でまとめます。
⚠️ この記事は一般的な情報と我が家の実践です。応急処置や受診の判断は、環境省「熱中症予防情報サイト」や消防庁の情報もあわせてご確認ください。様子がおかしいときは無理せず医療機関へ。
子どもは大人より熱中症になりやすい

まず前提として、子どもは大人より熱中症のリスクが高いと言われます。
- 体温調節の機能がまだ未熟
- 背が低く、地面からの照り返し(高い温度)を受けやすい
- 遊びに夢中になると、自分で「暑い・しんどい」に気づきにくく、言葉でも伝えにくい
つまり、子ども本人の自覚に任せきれない。だから周りの大人の「備え」と「声かけ」が大事になります。
【予防】共働き家庭が実践している熱中症対策
飲み物は「麦茶」、そして“こまめに飲む”習慣づけ
我が家が持たせているのは麦茶です。ミネラルの補給にもなると聞いて、普段の水分補給はこれにしています。
ちなみに経口補水液は、普段は持たせていません。理由は、塩分量が高く、「いつ・どれだけ飲むか」を子ども自身の判断に任せるのが難しいから。普段の水分補給は麦茶、という割り切りです。(大量に汗をかいたときや体調不良時の経口補水液は別物。必要なときは大人が管理して使うのが安心です)
「水分を取らない子」への声かけと“安心”の作り方
正直、いちばん苦労しているのが下の子が自分から水分を取らないこと。なので、
- 「のどが渇く前に、こまめに飲もうね」と繰り返し繰り返し伝える
- そのうえで「学校には冷水機があるよ」「学童ではお茶を補充してもらえるよ」と日頃から話しておく
ポイントは、「水筒が空になっても大丈夫」と安心させておくこと。「残り少ないから我慢しよう」と飲み控えるのが一番怖いので、「無くなってもまた飲めるから、どんどん飲んでいい」と伝えています。
水筒は「大きめ」に変えた

朝登校してから学童を出るまで、在校・在学童の時間がとにかく長い。途中で足りなくなるのを防ぐため、水筒は思いきって大きめサイズに変えました。
水筒そのものの選び方や安全性(斜めがけ水筒の事故)については、別記事で詳しくまとめています。
▶ 子供に安全な「手持ち水筒」の選び方
帽子・冷感タオルで“体に近いところ”を冷やす
外遊び・登下校では帽子は必須。あわせて冷感タオルも活用しています。首まわりを冷やせると、子どもの「暑い〜」がだいぶ和らぎます。
公園やお出かけで「あってよかった」グッズ(大容量水筒・ポップアップテント・クーラーバッグ等)は、こちらにまとめています。
▶ 子供と公園に行くとき、あってよかった便利グッズ
室内・就寝中もエアコンを我慢しない

熱中症は屋外だけでなく、室内や就寝中にも起こります。電気代が気になる季節ですが、子どもがいる家庭ではエアコンを無理に切らないのが基本です。
エアコンの買い替え時期や省エネについては、こちらで解説しています。
▶ エアコンの「2027年問題」とは?共働き家庭の買い替え判断
【当日対応】子どもが「あやしい」サインと応急処置
予防していても、暑い日は油断できません。次のようなサインが出たら要注意です。
- 顔が赤い/ぐったりしている
- 頭痛・吐き気を訴える
- 汗のかき方が異常、または逆に汗が出ていない
- 呼びかけへの反応が鈍い
応急処置の基本(環境省・消防庁の情報をもとに):
- 涼しい場所へ移動(日陰・エアコンの効いた室内)
- 服をゆるめて体を冷やす(首・脇の下・脚の付け根を保冷剤などで)
- 本人が飲めるなら水分・塩分を取らせる
そして——水分が取れない・意識がもうろうとする・けいれんがあるときは、ためらわず119番(救急車)を。判断に迷うときは、救急相談(#7119など)や医療機関に相談してください。「大げさかな」より「早めに」が正解です。

なお、熱中症に限らず子どもが夜間・休日に急に具合が悪くなり、受診を迷うときは、神戸の受診先と相談電話(#8000)の使い方を 神戸で子どもが夜間・休日に急病になったときの受診先ガイド にまとめています。いざというときの備えにどうぞ。
保育園・学校・学童の熱中症対策と、親ができること
保育園や学校も、暑さ指数(WBGT)などをもとに活動を制限するなど、熱中症対策を進めています。園や学校に任せる時間が長い共働き家庭こそ、家庭側でできる備えを整えておきたいところ。
- 大きめの水筒・帽子・通気性のよい服
- 前夜の十分な睡眠と、朝ごはん(朝食を抜くと熱中症リスクが上がると言われます)
- 連絡帳などで体調を共有しておく
よくある質問(FAQ)
Q. 飲み物は何がいい?
普段はこまめに飲める麦茶などで十分です。大量に汗をかいたとき・体調不良時は、経口補水液を大人の管理のもとで使うと安心です。
Q. 経口補水液は常に持たせるべき?
我が家は普段は持たせていません(塩分が高めで、飲むタイミングを子ども自身が判断しづらいため)。普段は麦茶、必要なときは大人が判断、という使い分けです。
Q. 帽子は必要?
日差し・照り返し対策に有効です。通気性のよいものを選ぶと、かぶり続けてくれやすいです。
Q. エアコンは何度に設定すればいい?
環境省は室温28℃を目安の一つとしています。我が家は、夜間も無理に切らないようにしています。
まとめ|共働きの夏は「仕組みと習慣」で守る
- 共働きは“そばで見ていられない時間”が長い → 仕組みと習慣で防ぐ
- 麦茶でこまめに/大きめ水筒/「無くなっても大丈夫」の安心づくり
- 帽子・冷感タオルで体を冷やす、室内はエアコンを我慢しない
- あやしいときは早めに涼しく・冷やす・水分。ダメなら迷わず受診・119
子どもは自分で「しんどい」と言えないことが多いからこそ、親の備えがいちばんの対策です。
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