FX・自動売買トライオートで遠回り…結局インデックス投資に落ち着いた話【共働きパパの投資遍歴】

NISA・投資

「お金にお金を稼いでほしい」——そんな漠然とした憧れから投資を始めて、個別株・FX・自動売買…と手を出しては痛い目を見てきました。投資に興味はあるけれど、「何から始めれば?」「どれが自分に合うの?」と迷っている方、いませんか?

書いているのは、共働きで小学生の姉妹を育てる神戸のパパです。20代の個別株に始まり、FXで時間を溶かし、自動売買の「トライオート」ではトルコリラで約30万円を失い——たっぷり遠回りした末に、今はNISAでインデックス投資に落ち着いています。

この記事では、その投資遍歴を正直に振り返ります。個別株で「こんなものか」と思った話、FXに1年かじりついて学んだこと、自動売買で約30万円を失った話、そしてなぜ最終的にインデックス投資に落ち着いたのか

読めば、それぞれの投資の“リアルな手触り”と、遠回りした僕が「もっと早く知りたかった」と感じていることが分かります。

先に結論を言うと——いろいろ試した末に、僕には「淡々と積み立ててほったらかすインデックス投資」がいちばん合っていました。ただし、これはあくまで僕個人の体験です。

※本記事は個人の投資体験を共有するもので、特定の投資手法・商品の推奨や投資助言ではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身の責任で行ってください(必要に応じて専門家にご相談ください)。

この記事でわかること

  • 個別株→FX→自動売買→インデックスという投資遍歴のリアル
  • それぞれで感じた手触り・失敗・学び
  • 自動売買でトルコリラ約30万円を失った経緯
  • なぜ最終的にインデックス投資に落ち着いたのか

【ひと目で】僕の投資遍歴と、それぞれの“相性”

先に、4つの投資法を僕の体感でざっくり比べると、こんな感じでした。

投資法かかる手間・時間チャートを見る頻度メンタルの負担僕への相性
個別株そこそこ(銘柄選び・売り時)ときどき
FX(デイトレ)毎日数時間常に気になる
自動売買(トライオート)設定後は少なめつい見てしまう中〜大
インデックス投資積立設定後はほぼゼロほぼ見ない
※あくまで僕個人の体感・相性です。投資の成果やリスクの大小を示すものではありません。

①はじまりは個別株——「株って、難しい」(20代)

投資の入り口は、20代のころに買った個別株でした。買ったのはタカラトミーと双日。ちょうど日経平均が1万円を割っていた時期です。「お金にお金を稼いでほしい」という漠然とした憧れはあったものの、知識も勇気もなく、ほんの少額。正直、半分は塩漬けのような状態でした。

もらえたのは配当が毎年数百円と、優待のおもちゃくらい。なかなか増えないし、「このままずっと持ってマイナスになるくらいなら、利確してしまえ」と、数千円のプラスで売却しました。

今ふり返ると、株主優待でタカラトミーのおもちゃが届いて子どもが喜んでくれたのは、それはそれで良い思い出です。ただ“投資”として見ると、いつ売ればいいのか分からず、決算やニュースで上下する株価に一喜一憂するばかり。「銘柄を選ぶ目」も「売り時を決める基準」も自分にはない——そう痛感したのが、最初の一歩でした。残ったのは「株って、難しいな」という印象です。

②FXに1年——レバレッジの魅力と、冷や汗(30代前半)

次に手を出したのがFXです。30代前半、期間は1年ほど。惹かれたのはレバレッジ——少ない資金で大きな取引ができる点でした。

とはいえレバレッジは怖い。だから1万円からスタートし、「短期トレードの技術を磨いて、稼げるようになったら金額を増やそう」という夢を描いていました。スタイルはデイトレ。仕事から帰宅したあと、数時間PCにかじりつく毎日です。何冊か本を読んで、そこで紹介されていた“シグナルっぽい動き”が出たら売買する、という感じでした。基本はドル円、ときどきユーロ円も。

当時の僕の夜は、こんな感じでした。仕事を終えて帰宅し、夕食とお風呂を済ませたら、寝るまでの数時間はチャートとにらめっこ。「あと少し上がったら利確、下がったら損切り」と画面に張り付き、気づけば日付が変わっている——そんな夜も少なくありませんでした。

怖さを実感した瞬間もありました。「ロスカット(自動で損切りされる仕組み)があるから大きなマイナスにはならない」と思っていたのに、1万円でやっている間に、そのロスカットを食らったのです。IFDやOCOといった注文を仕掛けて翌日まで置いたり、約定するまで1週間待ってみたり——その間に強制的に決済されたとき、「少額でよかった。もし大金を入れていたら、とんでもないことになっていた」と冷や汗をかきました。

そして地味にこたえたのが、メンタル面でした。負けると「次で取り返そう」とムキになり、勝つと「次はもっと」と欲が出る。日中の仕事の合間にも、ふとレートを確認したくなる。お金だけでなく、気持ちと集中力まで少しずつ削られていく感覚がありました。

結局、毎日数時間を割いても、勝っても負けても数百円。「次の日の仕事に支障が出ない範囲で」と思いながら続けましたが、この先、金額を上げて取引していく自分の姿がどうしても描けませんでした。これは自分に合っていない、と感じたんです。そして本当にプラマイゼロ(数十円のプラス)のタイミングで、きっぱりやめました。1年やって残ったのは、「レバレッジの怖さ」と「時間を奪われる感覚」でした。

③自動売買トライオート——トルコリラで約30万円(いちばんの失敗)

それでも投資への興味は持ち続けていました。そんなとき雑誌やネットで知ったのが自動売買。あらかじめ決めたルールに従って、感情を挟まず自動で売買してくれる——FXでPCに張り付く時間に懲りていた僕には、これがとても魅力的に映りました。挑戦したのが「トライオート」という自動売買のサービスです。

自動売買は、ざっくり言うと「この価格まで下がったら買い、上がったら売る」というルールを設定しておけば、あとは機械が淡々と売買を繰り返してくれる仕組みです。さらにトルコリラのような高金利通貨は、持っているだけで金利差の収益(スワップポイント)が日々受け取れるとも言われ、「ほったらかしで増える」という響きに、すっかり魅了されてしまいました。

選んだ通貨はトルコリラ。これも雑誌だったと思いますが、「注目の通貨」「勝ち筋」「実際に稼いでいる人も多い」と紹介されていたのを見て、挑戦しました。

しばらくは上下動を繰り返していて、「こんなものか」と安心していました。ところがある日、急激に下がってロスカットたった一発で、約30万円を失いました。

画面で含み損がみるみる膨らみ、それまでコツコツ受け取っていたスワップなど一瞬で吹き飛ぶほどの損失。「上下動を繰り返すから大丈夫」と高をくくっていた自分の甘さを、いやというほど思い知らされました。今になって思えば、トルコリラは価格変動が大きく、扱いの難しい通貨高い金利には、それに見合った値動きのリスクがある——言葉では知っていたつもりでしたが、30万円という“授業料”で、ようやく腹に落ちたんです。

「取り返したい」という気持ちと、「高くついたけど、これは勉強になった」という気持ちが半々。そして何より、「もっと投資の知識を持たないと、同じことを繰り返す」と痛感し、自動売買からは手を引きました。

念のため補足すると、これはサービスが悪かったという話ではなく、僕自身の通貨選び(値動きの大きいトルコリラ)と理解不足、そして相場の急変が重なった結果です。自動売買は「ほったらかし」のイメージがありますが、どの銘柄・通貨を選ぶか、リスクをどう管理するかは、結局は自分次第だと痛感しました。

④遠回りして気づいた「結局、インデックス投資」(現在・NISA歴4年)

ここまでの個別株・FX・自動売買は、実は独身のころから、結婚して子どもが生まれる前までの話です。

その後、子どもが生まれて共働きのパパになり、生活も、時間の使い方も大きく変わりました。夜中までチャートに張り付くなんて、もう無理。「限られた時間を、何に使うか」を真剣に見直したとき、お金のことで消耗せず、自分にいちばん合っていると腑に落ちたのが、インデックス投資でした。

決め手は、「長期間、淡々と積み立てて、あとはほったらかす」というスタイルが、自分の性格と、共働き子育ての生活にいちばん合っていたこと。チャートに張り付かなくていい——これが、僕にはとてもラクでした。

今はオルカン(全世界株式)をメインに、一部はS&P500を、NISAのつみたて枠と成長枠で積み立てています。旧NISAの最終年あたりから始めて、かれこれ4年ほど。何を選ぶかは 新NISAで何を買えばいい?オルカン一択にした理由 に詳しくまとめているので、あわせてどうぞ。これから口座を作る方は 楽天証券でNISAを始める手順 も参考にしてください。

FX時代との違いは歴然でした。毎月決まった額が自動で積み立てられるよう設定したら、あとは基本ほったらかし。正直、口座を月に一度も開かない月もあります。値動きに一喜一憂してチャートに張り付いていたあの頃と比べると、お金のことで消耗する時間も気持ちも、ぐっと減りました

ただし、インデックス投資にも元本割れのリスクはあります。「絶対に増える」ものではありません。あくまで「自分には合っていた」という体験として読んでいただければと思います。

共働きの僕に、インデックスが合った理由

これは僕の場合の話ですが、共働きで子育て中の今、インデックス投資は生活との相性が良いと感じています。

  • 平日は仕事と家事・育児で手いっぱい。チャートを見続ける時間も気力もない
  • 自動積立にしておけば、“やる気”や“相場の読み”に頼らず続けられる
  • 短期で増やそうと焦るより、長い時間を味方につけるほうが、自分の性格にも生活にも無理がない

もちろん、これが誰にとっても正解というわけではありません。ただ、「時間も気力も限られている人ほど、手間のかからない方法のほうが続けやすい」というのは、遠回りした僕の正直な実感です。

投資遍歴から学んだこと

遠回りして分かったのは、「自分に合っていて、しんどくない投資方法を選ぶのがいちばん」ということでした。

  • 爆発的な儲けはなくても、再現性よくコツコツ続けられる方法(僕の場合はインデックス)が、結果的に自分には合っていた
  • レバレッジや高金利通貨など、“大きく稼げる”の裏には“大きく失う”リスクがある
  • 投資は目的を持って活用するもの。手段が目的化すると、時間もお金も消耗してしまう

紆余曲折あって今に至るので、後悔はありません。ただ正直、「もっと早くにインデックスを始めていたら、今ごろは…」と思うことはあります。だからこそ、これから始める方には、僕の遠回りが少しでも参考になればと思っています。

よくある質問(FAQ)

Q. FXは儲かりますか?

A. 稼いでいる人もいますが、僕は時間の割に稼げず、レバレッジの怖さも感じてやめました。技術・時間・メンタルが求められる世界だと感じます。合うかどうかは人それぞれです。

Q. 自動売買なら、ほったらかしで増えますか?

A. 銘柄・通貨選びと相場次第です。僕は高金利通貨(トルコリラ)の急落で大きく損をしました。「自動」でも、何を選ぶか・どうリスク管理するかは自分の判断が必要だと痛感しています。

Q. トルコリラのような高金利通貨は危なくないですか?

A. 高金利は魅力的に見えますが、その分、為替の値動き(下落)リスクも大きいと、僕は身をもって学びました。「金利が高い=お得」と単純には考えないほうがいい、というのが正直な実感です(最終的な判断はご自身で)。

Q. 投資初心者は何から始めればいい?

A. 僕は遠回りの末にインデックスに落ち着きましたが、何が合うかは人それぞれです。少額から・余裕資金で・自分の生活と性格に合う方法を、というのが遠回りした僕の実感です(投資は自己責任で)。

Q. いくらから始めましたか?

A. 株もFXも少額(FXは1万円)からでした。少額でリスクを体感できたのは良かったのですが、自動売買では油断して大きく損をしたので、金額に関わらずリスクの理解は欠かせないと感じています。

まとめ|遠回りの末に「自分に合う投資」へ

  • 個別株→FX→自動売買→インデックスと遠回りしてきた
  • FXはレバレッジの怖さと拘束時間、自動売買はトルコリラで約30万円の損失
  • 最終的に「淡々と積み立ててほったらかす」インデックスが自分に合っていた
  • 大事なのは「自分に合う・しんどくない方法」を、目的を持って選ぶこと

投資の第一歩や考え方は 共働き家庭がお金を増やす5ステップ にもまとめています。あわせてどうぞ。

※本記事は個人の体験談であり、特定の投資手法・商品を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあり、利益を保証するものではありません。投資の判断は、ご自身の責任で(必要に応じて専門家に相談のうえ)行ってください。

この記事を書いた人

神戸在住、小1・小3の姉妹を育てる40代の共働きパパです。マイカーなし13年・カーシェア歴8年、食洗機7年・ドラム式洗濯機6年など、「ラクして楽しむ」ための時短・節約・子育てを、すべて自分の実体験ベースで発信しています。NISA・家計管理から、神戸の子育て情報まで。同じ共働き家庭の毎日が、少しでもラクになればうれしいです。

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