「解約したつもりのカードや、昔つくった銀行口座、そのままになっていませんか?」「家計簿アプリにつなぐ口座が多すぎて、結局よく分からない」——そんな方へ。
書いているのは、共働きで小学生の姉妹を育てる40代パパ。マネーフォワードで夫婦の家計を管理しています。今回は、実際にカードと口座を“断捨離”したときの——使っていないカードの年会費の罠、昔の口座が「休眠預金」になっていた“埋蔵金”、そして解約の地獄のような手間まで、正直に書きます。
この記事を読めば、お金の断捨離の進め方/カードは何枚・口座は何個が目安か/減らすときの落とし穴と手順が分かります。
クレジットカードを4枚→2枚、銀行口座を5つ→2つに減らしたら、家計が一気に「見える化」され、管理がラクで安心になりました。
この記事でわかること
- クレカ・口座が増えると家計が見えなくなる理由
- 我が家の「お金の断捨離」手順(4枚→2枚・5口座→2口座)
- クレカは何枚・銀行口座は何個が目安か
- 減らすときの注意点(年会費・休眠預金・解約の手間)
- 減らして変わったこと(安心・管理がラクに)
なぜクレカ・口座が増えると家計が見えなくなるのか
我が家にはかつて、クレジットカードが4枚、銀行口座が5つありました。学生時代や独身時代に作ったもの、ポイント目当てで増えたカード……。マネーフォワードに全部つないでも、数が多くて結局どこに何があるのか把握しきれない状態でした。
決定打になったのが、「解約したつもりのカードが残っていて、まったく使っていないのに年会費だけ引かれていた」こと。利用額ゼロなのにお金だけ出ていく——これに気づいて、「全部見直そう」と決めました。
我が家がやった「お金の断捨離」3ステップ

やることはシンプルです。①全部書き出す → ②メインを決める → ③残りを解約。順番が大事で、いきなり解約すると引き落としが止まって事故になります。
ステップ①:すべてのカード・口座を棚卸しする
まず、持っているカードと口座を紙やスマホに全部書き出します。「年会費がかかっているか」「何の引き落とし・積立に使っているか」もセットで。ここで“使っていないのに維持費がかかっているもの”が見えてきます。
ステップ②:残す「メイン」を決める
我が家は、カードはメインの楽天カード+予備1枚の計2枚、口座は給与振込のメガバンク+楽天銀行の2つに決めました。ポイントや家計の流れを1か所に集約すると、一気に見やすくなります。楽天でそろえた理由は 楽天経済圏のまとめ でも触れています。
ステップ③:引き落としを付け替えてから解約する
解約の前に、公共料金・サブスク・積立・給与振込などをメインのカード/口座に付け替えます。これを先にやらないと、引き落とし不能で滞納…という事故になります。付け替えが終わってから、残りを解約していきます。
クレジットカードは何枚が正解?我が家は「2枚」
我が家の答えは2枚。メイン=楽天カード(ポイントが集約され、家計簿も見やすい)と、予備1枚(メインが使えない店・不具合のときの保険)です。
4枚あったころのデメリットは、年会費の二重取り・ポイントの分散・不正利用に気づきにくい・とにかく管理が煩雑。カードは「枚数」より「使い道をちゃんと把握できているか」が大事だと痛感しました。楽天カードを10年使った感想は 楽天カードを10年使ったレビュー にまとめています。
銀行口座は何個に?役割で「2つ」に分けた
口座は2つに集約しました。給与振込(会社指定のメガバンク)と、楽天銀行(楽天証券と連携し、NISAの積立に使用)です。「生活費・引き落とし=メガバンク」「投資・貯蓄=楽天銀行」のように役割で分けると、お金の流れがクリアになります。
実は、子どものころ〜若い頃に遠方の地方銀行で作った口座の存在を思い出し、確認したら「休眠預金」になっていました。10年以上、入出金などの動きがない口座は「休眠預金」として扱われることがあります(預けたお金が消えるわけではなく、手続きすれば引き出せます)。“埋蔵金”の回収と管理のシンプル化を兼ねて、これも整理しました。
口座を集約すると、家計簿アプリの表示もスッキリします。夫婦での家計管理のやり方は 家計簿アプリ(マネーフォワード)で夫婦の家計を共有する方法 をどうぞ。
減らすときの注意点|正直、解約がいちばん大変だった
ここが今回いちばん伝えたいところ。「減らす」より「解約する」手間が想像の何倍も大変でした。
カードの解約:導線が分かりにくい&ID探しに苦労
使っていないカードほど、解約ページがどこにあるのか分かりにくく(いわゆる、解約させない作り=ダークパターン)、おまけに普段使っていないのでIDやパスワードを探すのにひと苦労。正直、解約の手間は最悪でした。先に引き落としを付け替え、残っているポイントを使い切ってから解約するのがコツです。
銀行の解約:休暇をつぶして支店へ、1時間待ち
銀行はもっと面倒でした。必要書類をそろえ、長期休暇を使って、口座を作った“支店”まで直接行き、1時間以上待ってようやく解約。しかも休眠口座の手数料が引かれ、回収できた“埋蔵金”は千円ほど……。さらに最初に「本店」へ行ったら「口座を作った支店でないと解約できない」と言われ、大急ぎで移動してギリギリ間に合わせる、というオマケつき。
この経験で、ネット銀行(楽天銀行など)のラクさが身に染みました。これから口座を作るなら、解約・管理までスマホで完結するネット銀行を中心にするのがおすすめです。
解約前のチェックリストはこちら👇
- 公共料金・サブスク・積立・給与振込の引き落としをメインに付け替えた
- 残っているポイントを使い切った
- 本人確認書類・通帳・印鑑など必要書類を確認した
- 銀行は「支店来店が必要か」「どの支店か」を事前に確認した
減らして変わったこと

手間はかかりましたが、得られたものは大きかったです。
- 悪用リスクが減った:使っていないカードや口座は、不正利用されても気づきにくい。減らすこと自体が防犯になる
- 管理が圧倒的にラク:マネーフォワードに表示されるのが“見るべきものだけ”になり、一目で家計を把握できる
- 安心感:確認すべきカード・口座が整理され、「どこかで何か起きていないか」という漠然とした不安が消えた
- 固定費の見直しにもつながった:棚卸しの過程で、不要なサブスクや保険にも気づけた
ついでに固定費も見直すと効果が大きいです。我が家の実例は 固定費を見直して月3万円浮かせた話 にまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q. クレジットカードは何枚が理想ですか?
A. 我が家は2枚(メイン+予備)に落ち着きました。一般にも「メイン+サブの2枚あれば十分」という声が多いです。大事なのは枚数より、それぞれの使い道を把握できているかどうかです。
Q. 銀行口座はいくつが良いですか?
A. 我が家は2つ(給与振込用+投資・貯蓄用)。「生活費」「貯蓄・投資」のように役割で分けると、お金の流れが見えやすくなります。
Q. 昔つくった口座を放置するとどうなりますか?
A. 10年以上、入出金などの動きがないと「休眠預金」として扱われることがあります。お金が消えるわけではなく手続きすれば引き出せますが、その手続きが手間です。早めに整理しておくのがおすすめです(詳しい条件は各銀行・金融庁の案内でご確認ください)。
Q. 解約はネットでできますか?
A. カードはWebや電話でできることが多いですが、解約導線が分かりにくい場合も。銀行は店舗への来店が必要なケースがあり、口座を作った支店でないと不可、ということもあります。事前に「来店の要否」「必要書類」を確認しておくと安心です。
まとめ|「メインを決めて役割で残す」だけで家計は見える
クレカ4枚→2枚、銀行口座5つ→2つ。減らすときの手間は正直かなりのものでしたが、一度やってしまえば、その後はずっとラクで安心です。
- カードは「メイン+予備」、口座は「役割で2つ」に集約
- 解約は“引き落としの付け替え→ポイント消化→必要書類”の順で
- 昔の口座は休眠預金になる前に整理を
- これから作るなら管理がラクなネット銀行中心がおすすめ
まずは、持っているカードと口座を全部書き出す“棚卸し”から始めてみてください。整理できたら、家計簿アプリで家計を見える化すると、さらに安心です。



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