「習い事の送迎がめんどくさい」の答えは“近さ”でした|車なし共働き家庭の分担と工夫【小学生2人】

夕方の住宅街の道。30代の日本人パパが、レッスンバッグを持った小学生の子ども2人と手をつないで歩いている。すぐ近く(数歩先)に習い事教室の建物(「教室」という看板のシンプルな建物)が見えていて、とても近いことが分かる構図。 共働き育児

「習い事の送迎、正直めんどくさい…」——わかります。仕事を切り上げて、夕飯の支度を中断して、雨の日も暑い日も往復する。共働きだと、送迎は習い事そのものより重い負担です。先に結論を言うと、わが家の答えは「送迎の負担は、教室までの距離で9割決まる。だから近さで選ぶ」でした。この記事では、車なし・小学生2人のわが家の送迎の回し方と、送迎付きやファミサポを検討した結果まで、実体験で全部お話しします。

私は神戸で共働き・子ども2人を育てているパパです。送迎代行サービスや塾を売る側の人間ではないので、「サービスを使えば解決!」という結論ありきの話はしません。うちが実際にどう回しているかだけを正直に書きます。

結論:送迎の負担は「距離」で9割決まる

送迎がつらい理由を分解すると、①時間が取られる ②天候に振り回される ③仕事との調整が要る——ほぼこの3つです。そしてこの3つは、教室が近ければ全部小さくなります。わが家は習い事を「家から徒歩数分」「学童から子どもだけで行ける近さ」で選びました。根性でも便利サービスでもなく、選ぶ段階で送迎問題の大半を消す。これがわが家の結論です。

わが家の送迎の全体像【車なし・全部徒歩】

  • ダンス系の習い事:週末クラスが基本+親が在宅の日は平日クラスも。教室まで徒歩数分。親が送っていくのがルール
  • 公文(週2回):行きは学童から子どもたちだけで行ける近さ。帰りは必ず親が迎えに行く
  • 分担:公文のお迎えは妻が多め、ダンス系の送迎は私(パパ)が多め
  • 移動手段:すべて徒歩。わが家は車なし子育てなので、そもそも「車で送る」選択肢がありません

「車がないと習い事は無理では?」とよく聞かれますが、逆です。車がないからこそ、歩ける距離で探した。結果として送迎の負担が激減しました。

それでも「めんどくさい」と感じる瞬間

正直に書きます。子ども2人が別のクラスなので、送迎が2往復になる日があります。雨の日、真夏の炎天下はやっぱり少し面倒です。それでも耐えられるのは、ひとえに「近いのは正義」だから。徒歩数分なら、面倒くささが「うんざり」に育つ前に終わります。これが片道20分だったら、たぶん習い事そのものを見直していたと思います。

「距離」を時間に換算すると、ゾッとする話

長い道のりを歩く親子(道がぐねぐね長く描かれ、親がぐったりした表情)。右側:数歩で教室に着く親子(道が短く、親がにっこり笑顔)。真ん中に「VS」の文字。時計のアイコンを左側に大きく、右側に小さく添える。

近さがどれだけ効くか、ざっくり計算してみます。仮に送迎が週4回(習い事2つ×週2回)あるとして——

  • 片道20分の教室:往復40分×週4回=週160分。月に約11時間が送迎だけで消える
  • 片道5分の教室:往復10分×週4回=週40分。月に約3時間
  • その差、月8時間。1年なら丸4日分の自由時間に相当

※あくまで単純計算です(準備や待ち時間は含めていません)。それでも、教室選びの「あと15分近いかどうか」が、年間で数日分の時間を左右するのは事実。共働きにとって送迎の距離は、時間という家計そのものだと思っています。

行けない日は「休む」と割り切る

夫婦どちらも送迎できない日は、潔く休みます。振替できるなら別の日に行く。「絶対に毎回行かせなければ」と思い詰めると、送迎は親の義務感との戦いになってしまいます。習い事は長く続けることが一番大事。1回の欠席より、親が送迎で疲弊して習い事自体が嫌になることの方がリスクだと考えています。

送迎付き・代行サービスも検討した結果【正直な感想】

送迎バス付きの塾:ルートが合わず断念

送迎バスのある塾を調べたことがあります。結論、わが家は「バスのルートが中途半端に近くて使えない」という理由で断念しました。送迎付きは魅力的に見えますが、バスの停留所やルートが生活圏に合うかは完全に運です。検討する人は、資料のルート図を必ず確認してください。

ファミリー・サポート・センター:頼れる選択肢。ただしわが家は未利用

自治体のファミサポ(地域の援助会員に送迎や預かりを有償で頼める仕組み)も選択肢です。神戸市の場合、利用料は平日1時間700円・土日祝800円ほどで、入会金は無料、きょうだい2人目は半額です(2026年7月時点。最新はお住まいの自治体公式で確認してください)。送迎代行の民間サービスより手頃ですが、事前の会員登録と顔合わせが必要なので、「今週いきなり」には使えません。わが家は「近さ」で解決したため未利用ですが、遠い教室に通わせるなら真っ先に検討する選択肢だと思います。

パパ送迎のリアル:お茶に誘われない問題

少し笑い話を。送迎後の待ち時間、ママ友さんたちはお茶をして待つことがあるようですが、パパは誘われません。最初は少し寂しい気もしましたが、うちは家が近いので「帰ればええやん」で解決。一度家に帰って家事を片付け、終わる時間にまた迎えに行きます。待ち時間が「発生しない」のも、近さの隠れたメリットです。

送迎をラクにする、わが家の工夫3つ

  • ①送迎に買い物を合わせる:お迎えのついでにスーパーへ。外出の回数そのものを減らす
  • ②「ギリギリに出ても間に合う」近さで探す:送迎のストレスは「早めに出なきゃ」の圧から生まれる。近ければ圧が消える
  • ③習い事の日の昼食はメニュー固定:週末の習い事が昼時に重なるので、その日の昼は定番メニューに固定。「何作ろう」で時間が溶けるのを防ぎ、スケジュールが崩れない

習い事は「内容」より「続けられるか」で選ぶ

身も蓋もない話ですが、共働き家庭の習い事選びは、内容のすばらしさより「送迎を含めて続けられる仕組みか」が先だと思っています。どんなに良い教室でも、送迎で親が燃え尽きたら続きません。わが家の選び方の詳細は習い事の選び方に、費用の考え方は習い事の壁公文の月謝のリアルにまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q:共働きだと、送迎はどう分担するのがいいですか?

A:わが家は「曜日と習い事で担当を固定」しています(公文は妻・ダンス系は私)。毎回相談するより、固定の方が調整コストが減ってモメません。どちらも無理な日は休む、まで決めておくとさらにラクです。

Q:送迎がどうしても無理です。習い事を諦めるべき?

A:諦める前に、①もっと近い教室に変える ②子どもだけで通える距離・ルートか再点検 ③ファミサポや送迎付き教室を調べる、の順で検討する価値があります。「今の教室に通い続ける」以外の選択肢も含めて考えると、道はけっこうあります。

Q:子どもだけで通わせるのは心配です

A:わが家も行きだけ・短い距離だけと決めて、帰りは必ず親が迎えに行っています。距離や交通量、明るさは家庭ごとに条件が違うので、実際に一緒に歩いてみて判断するのがおすすめです。

Q:ファミサポは「送迎だけ」でも頼めますか?

A:多くの自治体で、送迎のみの依頼も可能です。料金は預かりと同じ時間単価で、送迎に車を使う場合はガソリン代などの実費が加わるのが一般的(神戸市の場合の目安は本文の通り)。ただし運用は自治体ごとに違うので、詳細はお住まいのファミリー・サポート・センターに確認してください。

まとめ:送迎問題は「選ぶ段階」でほぼ決まっている

送迎のめんどくささは、親の根性不足でも、サービスの不足でもなく、教室までの距離の問題です。そして距離は、習い事を選ぶ瞬間にしか選べません。これから習い事を始める人は、体験教室の内容と同じくらい「ここに週2回、雨の日も通えるか?」を想像してみてください。すでに遠い教室で消耗している人は、転室も立派な選択肢です。共働き子育てをラクにする工夫まとめもあわせてどうぞ。

この記事を書いた人

神戸在住、小1・小3の姉妹を育てる40代の共働きパパです。マイカーなし13年・カーシェア歴8年、食洗機7年・ドラム式洗濯機6年など、「ラクして楽しむ」ための時短・節約・子育てを、すべて自分の実体験ベースで発信しています。NISA・家計管理から、神戸の子育て情報まで。同じ共働き家庭の毎日が、少しでもラクになればうれしいです。

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