💰 我が家のリアルな数字:車を手放してから、車にかかるお金は 月6〜7万円 → 年20万円ほど に。年50万円前後の差が、毎年積み上がっています。
「車、持ってないんですか?」と聞かれるたびに、最初は少し恥ずかしい気持ちもありました。でも今は、はっきり言えます。
車を手放して10年以上。一度も後悔したことはありません。
むしろ、家計と暮らしの自由度は確実に上がりました。この記事では、神戸で共働き子育てをしている40代パパが、車なしで子育てを続けている4つの理由を、正直に書きます。「車なし子育ては可能なのか?」「後悔しないのか?」という疑問への、リアルな答えとして読んでください。
子育てで「車が必要かも」と思う場面を、車なしでどう乗り切る?
子育て中に車なしで一番不安なのは、こんな場面だと思います。我が家の実際の乗り切り方です。
- 子どもの送迎・習い事:公共交通+自転車が基本。遠方の習い事は選ばない(近場で探す)のも一つの工夫です。
- 急な発熱・通院:タクシーが頼り。タクシーは法律上チャイルドシートが不要なので、子どもを抱っこですぐ乗れます。夜間・休日でも呼べる安心感は大きいです。
- 大きな買い物・まとめ買い:ネットスーパーで重い物は届けてもらい、たまの大量購入はカーシェアで。
- 雨の日:タクシーや公共交通。レインカバー付きベビーカーや抱っこ紐も活躍します。
- 旅行・帰省:レンタカーと、公共交通+カーシェアを使い分け。
車なし子育てで「困る場面」と対処の早見表
| 困りそうな場面 | 不安に感じること | 我が家の車なしでの対処 |
|---|---|---|
| 保育園・習い事の送迎 | 毎日のことで負担 | 公共交通+子乗せ電動アシスト自転車。習い事は近場で選ぶ |
| 急な発熱・通院 | すぐ病院へ行きたい | タクシー(チャイルドシート不要ですぐ乗れる)。夜間・休日も呼べる安心感 |
| 大きな買い物・まとめ買い | 重い・かさばる | ネットスーパーで配達、たまの大量購入はカーシェア |
| 雨の日の移動 | 濡れる・動きにくい | タクシー・公共交通+レインカバー付きベビーカーや抱っこ紐 |
| 旅行・帰省 | 荷物が多い・長距離 | レンタカー、または公共交通+現地でカーシェア |
ポイントは、所有しない代わりに、必要なときだけ最適な手段にお金を使うこと。固定費はかけず、いざという時はタクシーやカーシェアに気持ちよく払う——このメリハリが、車なし子育てを無理なく続けるコツです。
この記事でわかること
- 車を手放して10年以上、後悔していない4つの理由
- 「車なし子育て」は実際どうなのか
- 「車があれば…」と思った瞬間と乗り越え方
- 神戸という街での車なしライフのリアル
- 「車を持つべき人」「車を持たなくていい人」
神戸への引っ越しが転機だった
社会人になってすぐから神戸に引っ越すまでの間、ずっと車を所有していました。当時の生活圏では「車がないと暮らせない」のが当たり前で、私もそう信じていました。
転機は神戸への引っ越し。新しい住まいは公共交通機関の利便性が良く、通勤も電車になりました。「車って週末に少し乗るくらいだな」と気づいたとき、目の前にあった高い駐車場代が現実味を持って迫ってきました。
夫婦で話し合った結果——「これ、車なしでも十分生活できるよね」という結論に至り、思い切って手放しました。
駐車場代を払わなくて済むようになっただけで、目に見えてコストが下がりました。あの開放感は、今でも覚えています。
車を持たない選択を続けている4つの理由
①月6〜7万円→年4分の1以下のコスト圧縮
これが最大の理由です。
車を所有していた当時、月にかかっていた費用をざっくり計算すると——車両代(ローンや減価)・自動車保険・自動車税・車検費用・メンテナンス・燃料費・駐車場代を全部足して、月5万円以上、駐車場代を含めると6〜7万円にはなっていました。
一方、車を手放してからの交通費は——カーシェアの利用料が年間10万円ちょっと、それに公共交通機関代やタクシー代を含めても、年間20万円程度。車を所有していたときの4分の1以下に収まっています。
年にすると、その差は50万円前後。これが続けば10年で500万円以上になり、住宅ローンの早期返済・教育費・老後資金など、家計全体に大きな余裕を生んできました。車なし生活を長く続けるほど、その差はさらに大きくなります。

②公共交通機関+カーシェア+タクシーで「困らない」
車を手放す前に一番心配だったのが「移動」です。でも実際に10年以上やってみた結論は——困りません。
- 通勤・通学・日常の買い物:公共交通機関+徒歩で完結
- 子どもとのお出かけ・大きな買い物:カーシェア
- 急な雨・体調不良・大きな荷物:タクシー
3つを使い分ければ、車を持っていた頃と変わらない移動が実現できます。むしろ「目的に合わせて最適な手段を選ぶ」感覚があって、ストレスは少ないです。
カーシェアの使い方・サービス比較は別記事で詳しく書いています。
📖 カーシェアのデメリット7つと後悔した話【共働きパパの本音】タイムズ・カレコ・dカーシェア比較
③「車なしで暮らせる場所」を住居選びの条件にする
これは賃貸派だからこそできる、わが家の戦略です。
住み替えるたびに「車がなくても暮らせる場所か」を必ずチェックします。駅近・スーパー徒歩圏・公共交通機関の本数——この条件を満たせば、車なしのストレスはほぼゼロです。
賃貸の柔軟性と、車を持たない選択は、実はセットで機能する家計戦略だと感じています。
📖 持ち家と賃貸どっち?家を買わない選択をした40代共働きパパの実体験|持たない選択シリーズ第1弾
④維持・保険・点検・故障リスクからの解放
車を持つということは、お金以外にも「考えないといけないこと」を抱えることです。
- 車検のスケジュール管理
- 自動車保険の更新・見直し
- 定期メンテナンス・オイル交換
- 故障・事故への備え
- 洗車・車内の掃除
共働きで時間が貴重なわが家にとって、これらの「地味だけどボディブローのように効く時間とストレス」がゼロになったのは、想像以上に大きなメリットでした。カーシェアなら全部運営会社にお任せです。
「車があれば…」と思った瞬間(正直に書く)
10年以上、まったくゼロかというとそんなことはありません。「車があったら楽だったな…」と思った場面は、正直何度かあります。
- 悪天候の日の保育園・小学校の送り迎え
- 子どもが急に体調を崩したとき
- 大きな買い物をして雨に降られたとき
でも、そのほぼ全てが「タクシーかカーシェアで解決できた」場面でした。
妻が一人のときはタクシー、私がいるときはカーシェア、と使い分けています。「困ったときだけ呼べる車」がある安心感は、所有しているのと変わりません。むしろ毎月の固定費がない分、心理的に楽です。

神戸という街での車なし生活
これは住んでみて気づいたことですが——神戸は「場所さえ選べば」車なしで十分暮らせる街です。そして、その「選べる場所」の範囲がかなり広い。
駅近の物件、スーパー徒歩圏のエリア、バスの本数が多いエリア——これらを選べば、車がなくても日常で困ることはほとんどありません。
一方で、神戸は山(坂)が多く、山側に広がる住宅地も多いのも事実です。そういうエリアに住むなら、車があった方が便利だと感じる人も多いでしょう。
つまり「車を持たない選択」は、住む場所選びとセットで考えるものです。私の場合、「車なしで暮らせる場所か」を住居選びの条件の1つにしています。駅近の物件であれば、正直なところ車は要らない。

「車を持つ方が合う人」もいる
「持たない選択」を推している記事ではありますが、車を持つ方が合う人もいるのは確かです。私自身、神戸に引っ越す前は田舎暮らしで「大人は1人1台車を持っている」のが当たり前の地域にいました。そういう環境では、車なしは現実的に厳しいです。
車を持つ方が合う人
- 公共交通機関が少ない地域に住む方
- 日常的に子どもの送迎が必要な方
- 仕事で車が必須の方
- 車が好き・運転が好き・趣味として大事な方
- 家族の介護や送り迎えが頻繁な方
車を持たなくていい人
- 公共交通機関が充実したエリアに住む方
- 「移動手段」としか思っていない方
- 家計のコストを下げたい方
- 「持つこと」のメンテナンス・管理を負担に感じる方
- 住居選びを柔軟にしたい方
私は「車が好き・運転が好き」というほどの気持ちがなかったので、わりとすんなり手放せました。大事なのは「世間の常識」ではなく「自分の家庭にとっての合理性」で選ぶことです。
浮いたお金はNISAへ——「持たない」を「増やす」に
車を持たないことで毎月浮いた数万円は、わが家ではNISAでの長期積立投資に回しています。
「持たない選択=損ではない」のは、持たない分を別のところで増やしているからです。所有を減らし、運用を増やす——これが「持たない選択シリーズ」を貫く家計戦略の核です。
📖 楽天証券でNISA口座を開く手順|共働きパパがスマホだけで設定した全ステップ
よくある質問(FAQ)
Q. 子どもが小さいうちはやっぱり車が必要では?
「絶対に必要」とは限りません。わが家も子どもが小さい頃から車なしですが、ベビーカー+電車+タクシー+カーシェアで十分やってこられました。住む場所と公共交通機関次第です。
Q. 旅行や帰省のときどうする?
カーシェアやレンタカー、新幹線や飛行機を使い分けます。年に数回のために車を所有するより、必要なときだけ借りる方が圧倒的にコスパが良いです。
Q. 車を手放して後悔したことは?
10年以上で、本当に後悔した瞬間はありません。「あったら便利だったな」と思った瞬間はありますが、その都度タクシーやカーシェアで解決できました。むしろ毎月数万円の固定費がないことの安心感の方が圧倒的に大きいです。
Q. 車なし子育ては何歳まで大丈夫?
我が家は乳児期から小学生の今まで、ずっと車なしで大きな不便はありません。むしろ子どもが大きくなるほど自分で歩き、公共交通も使えるようになるのでラクになります。いちばん大変なのは新生児〜乳児期ですが、その時期もタクシーやカーシェアで十分に補えました(あくまで我が家の体感です)。
Q. 雨の日の送り迎えはどうしてる?
近距離はレインカバー付きベビーカーや抱っこ紐+大人のレインウェアで対応します。距離があるときはタクシー。雨の日にタクシーを使っても、車を持ち続ける固定費に比べればずっと安く収まっています。
Q. 自転車だけで足りる?電動アシストは必要?
車なし子育ての主力は子乗せの電動アシスト自転車です。坂の多い神戸でも電動なら無理なく移動できます。初期費用はそれなりにかかりますが、車の維持費に比べれば一度きりの出費で、長く活躍してくれます。
まとめ|「持たない選択」第2弾としての車
車を手放して10年以上——共働きパパが感じている4つのメリットをまとめます。
- 月6〜7万円→年4分の1以下のコスト圧縮(年50万円前後・10年で500万円以上の差)
- 公共交通機関+カーシェア+タクシーで困らない
- 「車なしで暮らせる場所」を住居選びの条件にする戦略
- 維持・保険・点検・故障リスクからの解放
「車を持つのが大人の標準」「子育て世帯には車が必要」——そんな空気があるのは事実です。でも、自分の家庭の生活圏・価値観・家計状況で合理的に判断すれば、車なしという選択は十分にあり得ると、10年以上の経験から言えます。
「持たない選択シリーズ」は、賃貸・車に続き、これからも続けていく予定です。所有を減らし、選択肢を残し、家計の自由度を上げる——これがわが家のミニマル家計の核です。
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