共働きの夏休み、ネットで調べると「過ごし方」「預け先」の記事はたくさん出てきます。でも、わが家にとって一番しんどいのは、実は”お金”でした。
給食がないから毎日のお弁当、学童代、そして家族旅行や帰省……。気づけば、夏休みはふだんの月よりお金がどんどん出ていくんですよね。
先に結論を言うと、夏休みのお金は「いくらかかるかを先に把握して、予算を決めておく」だけで、ぐっとラクになります。”ご利用は計画的に”——これに尽きます。
この記事では、共働きで小1・小3を育てるわが家の夏休みのリアルな出費(家族旅行7〜8万円の内訳まで)と、使いすぎを防ぐ”メリハリ”の乗り切り術を、正直にお話しします。「夏休みって、なんでこんなにお金が飛ぶの?」と感じている方の参考になればうれしいです。
夏休みは”過ごし方”より”お金”がしんどい
共働きの夏休みというと、語られるのはたいてい「子どもをどこに預けるか」「どう過ごさせるか」。もちろん大事です。でも、毎年夏を越えて思うのは——お金の話こそ、もっと共有されてほしい、ということ。
学校がある時期は、平日の昼は給食。日中は子どもも学校にいます。ところが夏休みは、その”当たり前”が全部なくなる。昼ごはんも、居場所も、楽しみも、ぜんぶ”親のお金と手間”でまかなうことになります。ここが、夏休みの家計がふくらむ正体です。
わが家の夏休み、お金がかかる順

では実際、何にいくらかかるのか。わが家(小1・小3+夫婦)の”かかる順”で、正直に公開します。
① レジャー(家族旅行)——1泊で7〜8万円
一番大きいのが、夏の思い出にと計画している家族旅行。1泊するだけでも、内訳はこんな感じです。
- 宿泊(4人・食事つき):3万円以上
- 移動(カーシェア):2万円弱
- 現地の食事・レジャー施設の入場料など:数万円
ぜんぶ合わせると、1泊で7〜8万円は覚悟しています。「たった1泊で?」と思うかもしれませんが、4人家族だと食事も入場料も全部×4。あっという間にこの金額です。(移動に使うカーシェアの料金感はカーシェアの記事に詳しくまとめています。)
② 帰省——交通+お土産で3万円前後
次が帰省。わが家の場合、こんな内訳です。
- カーシェア+交通費:2万円くらい
- お土産(帰省先+会社用):1万円弱
帰省は”出費”という感覚が薄いですが、交通とお土産だけで3万円近く。旅行と帰省が重なる夏は、ここだけで10万円コースになります。
③ お弁当——毎日のことだから、地味に効く
給食がない夏休みは、昼ごはんが毎日。わが家は学童にお弁当を持たせるので、毎朝、夫婦でお弁当づくりです。いつもより30分ほど早く起きて、二人がかり。
1食あたりは数百円でも、毎日×夏休みぶんだと地味にかさみます。そして何より——毎朝作るのが、正直しんどい。お金以上に「手間」というコストがかかるのが、夏のお弁当です。
少しでもラクにするため、前の晩におかずを詰められるところまで用意したり、冷凍食品や作り置きに頼る日もつくっています。毎日”手作り完璧”を目指すと、夏が終わるまで持ちません。肩の力を抜くのも、立派な乗り切り術です。
④ 学童——夏休みは”ほぼフル活用”
共働きなので、学童はお盆休み以外ほぼフル活用。これがないと夏休みは成り立ちません。費用はかかりますが、”働きながら子どもの居場所を確保する”ための必要経費だと割り切っています。(学童については学童の夏休みの記事にも書いています。)
⑤ 電気代——エアコンつけっぱなしの夏
在宅の時間自体はそれほど増えませんが、家にいる間はエアコンをほぼつけっぱなし。夏の電気代は、やっぱり相当かかります。子どもの熱中症対策でもあるので、ここは削れません。(電気代そのものの見直しは新電力をやめた話もどうぞ。)
ざっと足すと、旅行7〜8万円+帰省3万円で、それだけで10万円超。さらにお弁当代・学童費・上乗せの電気代が加わります。“特別な出費”だけでも、ひと夏で10万円台に乗ることは珍しくありません。だからこそ、なんとなく過ごすと家計がパンクするんです。
落とし穴——調子に乗ると、出費は一瞬で増える

夏休みの出費でいちばんこわいのが、レジャーの”ノリ”。「せっかくだから」「子どもが喜ぶから」と、あれもこれもと足していくと、みるみるお金が溶けていきます。
旅行先で「もう一施設」「ご当地グルメも」「お土産も追加で」……一つひとつは数千円でも、積もれば数万円。気づいたら予算を大幅オーバー、なんてことになりがちです。だからこそ、先に予算を決めておくことが効いてきます。
わが家の夏休み”お金”乗り切り術
ここからは、わが家が実践している乗り切り方です。
① “メリハリ”——日常は抑える、思い出には使う
基本の考え方は“メリハリ”。学童やお弁当など日常の出費はできるだけ抑える。そのぶん、家族旅行のような“思い出に残るもの”には思いきって使う。学童でがんばってくれた夏だからこそ、旅行はケチらない——そう決めています。「ふだんは堅実に、ここぞは大胆に」と先に決めておくと、お金の使い方に迷いがなくなります。
ポイントは、子どもの満足度と家計の両方を守ること。”全部ケチる”でも”全部豪華に”でもなく、メリハリをつければ、お金をかけずに楽しめる日と、特別な日の、両方を作れます。
② 予算を”先に”決める
レジャーは、行く前に予算の上限を決めておくのがコツ。「この旅行は◯万円まで」と決めてから計画すると、”ノリ”での追加出費にブレーキがかかります。これは我が家の失敗からの学びです。
わが家は、夏休みのレジャー予算を家計簿アプリで”夏休み”とラベルをつけて別に管理し、使った額が一目でわかるようにしています。残りが見えると、自然とブレーキがかかります。
③ 学童以外のスケジュールも組み合わせる
学童だけにせず、習い事や公文をうまく組み込んで、子どもの夏のスケジュールに変化をつけています。学びも続けられて、子どもも飽きにくい。(習い事の費用感は公文の月謝の記事も参考に。)
④ レジャー費は”安い・無料スポット”で抑える
毎回お金のかかる施設に行くのではなく、近場の安い・無料スポットも織り交ぜる。神戸なら水遊びできる場所や、雨の日に楽しめる場所も意外とあります。(神戸の水遊びスポット・雨の日の過ごし方にまとめています。)メリハリの”抑える”側を、ここで作ります。
⑤ 昼ごはんの手間は、仕組みで減らす
毎日のお弁当・昼ごはんは、作り置きや宅食もうまく使って、手間(=見えないコスト)を減らすのがおすすめ。毎朝の30分は、夏のあいだ続くと本当に大きいので、無理しすぎないのが続けるコツです。
まとめ——夏休みのお金は”計画的に”

共働きの夏休みは、過ごし方だけでなく、“お金”こそ先に計画しておくと、ぐっとラクになります。わが家のポイントをまとめます。
- 夏休みは昼ごはん・居場所・楽しみが全部”親の出費”になる
- “特別な出費”だけでもひと夏で10万円台に乗ることも
- かかるのは レジャー>帰省>お弁当>学童>電気代 の順(我が家の場合)
- “メリハリ”——日常は抑え、思い出には使う
- レジャーは予算を”先に”決めて、ノリの追加を防ぐ
「ご利用は計画的に」——少し笑ってしまう言葉ですが、夏休みのお金にはこれが一番効きます。予算を意識するだけで、想定外の出費も使いすぎも、かなり防げます。今年の夏も、お金に振り回されすぎず、家族の思い出をしっかり残しましょう。
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