夏の暑さ対策の定番になった、首に巻くタイプのネッククーラー(クールリング)。わが家も子どもに使わせていました。
ところがある日、子どもが首にかけている最中に、それが破れて液漏れしました。オイルのようなぬるぬるした液体が、子どもの服と肌に付着。結局、本体もTシャツも捨てることになりました。
この記事は、成分や安全性を解説するものではありません。実際に何が起きて、わが家が何をしたか。そして「調べても分からなかったこと」と「困ったときの相談先」を、正直に書きます。同じことが起きて焦っている方の、参考になればと思います。
何が起きたか|使用中に破れて、オイル状の液体が漏れた
使っていたのはPCM素材のタイプ(一定の温度で固まったり溶けたりする素材が入っているもの)です。購入から10〜20回ほど使ったころでした。
子どもが首にかけている最中に破れ、中からオイルのような、ぬるぬるした液体が出てきました。Tシャツの首元がべとべとになり、皮膚にも付着しました。
なお、破れた原因ははっきりしません。子どもが落とした可能性もありますが、確かなことは分かりません。製品には「液漏れ注意」の記載がありましたので、そういうことが起こりうる製品ではあったのだと思います。
カバンの中のペットボトルのラベルが、ボロボロになっていた
もうひとつ気づいたことがあります。同じカバンに入れていたペットボトルのラベルが、ふやけたようになってボロボロになっていました。液体が付いた状態でカバンの中で擦れて、そうなったのだと思います。ただし、これも「そう見えた」というだけで、原因を確かめたわけではありません。
わが家がやったこと

- 破れたネッククーラーはそのまま廃棄
- 液が染みたTシャツは、洗って落ちるか分からなかったので廃棄
- 子どもをすぐお風呂に入れて、肌に付いた分を洗い流した
慌てて調べましたが、結局その場でできることは「とにかく洗い流す」でした。幸い、その後子どもの肌に異常は出ませんでした。
正直、いちばん困ったのは「中身が何か分からない」こと
ネットで調べると、PCM素材の中身についてはいろいろな説明が出てきます。「よく言われるような成分なら、そこまで刺激は強くないのかもしれない」とも思いました。
ただ、製品によって中身は違いますし、素人が調べた情報で「大丈夫」と判断するのは無理があります。正直な気持ちとしては、得体の知れないオイル状のものが子どもの体に付いたこと自体が、気持ち悪かった。これに尽きます。
だからこの記事では、成分について断定的なことは書きません。気になる場合は、製品のパッケージや説明書を確認し、メーカーに直接問い合わせるのが確実です。
困ったときの相談先(わが家が後から知ったこと)

- 肌の赤み・かゆみ・痛みなど、体に症状が出たとき → 迷わず医療機関へ。目に入った場合も同様です
- 製品の成分や取り扱いを知りたいとき → メーカー・購入した店に問い合わせる(わが家は問い合わせませんでしたが、しておけばよかったと思っています)
- 製品トラブルの相談 → 消費者ホットライン「188(いやや)」。過去の事故情報は消費者庁の事故情報データバンクでも調べられます
※消費者庁の事故情報データバンクには、ネッククーラーやアイスネックリングに関する事故情報も登録されています。気になる方は一度検索してみてください。
この経験からの、わが家の反省点
- 回数を重ねたら、使う前に点検する(ふくらみ・にじみ・傷がないか)
- 落としたり、引っぱったりしないよう子どもに伝える(そもそも消耗品と考える)
- 「液漏れ注意」の記載は本気で読む——書いてあるということは、起こりうるということ
- シーズンをまたいだ古いものは、思いきって買い替える
念のため書いておくと、この記事は特定の製品やPCM素材のグッズ全体を「危険だ」と言いたいわけではありません。暑さ対策としては便利なものですし、わが家も他の冷却グッズは使い続けています。ただ、「消耗品であり、破れることもある」という前提で使うべきだったな、というのが正直な反省です。
なぜ破れたのか|わが家なりに考えたこと(断定はできません)
原因を特定できたわけではありませんが、思い当たることを正直に書いておきます。
- 使用回数を重ねていた(10〜20回ほど)。冷やす・戻すを繰り返す製品なので、外側が傷んでいた可能性はあります
- 子どもが落とした可能性。本人に聞いても、はっきりしませんでした
- 子どもの扱い方。首にかけたまま走ったり、引っぱったりしていたかもしれません
どれもあくまで推測です。メーカーに調べてもらったわけではないので、「これが原因だ」と言うつもりはありません。ただ、大人が使うより、子どもが使うほうが負荷はかかりやすいとは思います。
使う前の点検チェックリスト|わが家が見るようになった5つ
この一件以来、子どもに渡す前にサッと見るようにしています。
- ふくらんでいないか(中身が偏っていないか)
- 表面がベタついていないか(にじみのサイン)
- 小さな傷・スジ・折れ癖がないか
- 縫い目や接合部分がゆるんでいないか
- 去年のものではないか(シーズンをまたいだものは思いきって買い替え)
10秒もかかりません。「消耗品である」と考えて、定期的に見るだけで、だいぶ違うと思います。
壊れたものの捨て方|自治体のルールを必ず確認
意外と困るのが、処分方法です。わが家は自治体のルールに従って捨てましたが、冷却グッズの分別は自治体によって扱いが異なります。
中身の液体を流しに捨てるのは、避けたほうが安全だと思います(配管や環境への影響が分からないため)。お住まいの自治体のごみ分別案内を確認するか、清掃局・環境局に問い合わせてください。製品の説明書に処分方法が書かれていることもあります。
よくある質問
Q. 液が付いた服は、洗えば落ちますか?
製品や素材によって違うため、一概には言えません。わが家は「落ちるか分からない」「子どもが着るものだから」という理由で廃棄を選びました。洗う場合は、衣類の洗濯表示と、製品側の注意書きを確認してください。
Q. どのくらいで買い替えるべき?
明確な基準は製品によりますが、わが家はシーズンごとの買い替えと考えるようになりました。上の点検リストで気になる点が1つでもあれば、無理に使わないほうが安心です。
Q. 学校や学童に持たせても大丈夫?
学校・学童によって持ち込みのルールが違います。必ず学校の方針を確認してください。持たせる場合も、予備のタオルを持たせておくと、万一のときに拭けて安心です。
Q. 皮膚に付いたら、まず何をすればいい?
わが家はすぐに洗い流しました。赤み・かゆみ・痛みなどの症状が出た場合は、迷わず医療機関を受診してください。目に入った場合も同様です。「様子を見よう」で判断しないほうが安全だと思います。
まとめ
- 子どもが使用中にPCMネッククーラーが破れ、オイル状の液体が服と肌に付着した
- わが家は本体とTシャツを廃棄し、すぐに洗い流した(幸い症状は出ず)
- 成分や原因は、素人には分からない。断定せず、メーカー・専門機関に確認するのが確実
- 体に症状が出たら医療機関、製品トラブルは188
- 冷却グッズは消耗品。点検と買い替えを
夏の暑さ対策グッズは本当に便利ですが、子どもが直接肌に触れて使うものだからこそ、こういうこともあると知っておくと落ち着いて対応できます。わが家のヒヤッとした話としては、コンセントから火花が出たときの話も書いています。



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