子どもが生まれてしばらく経ってから、「こんな制度があったのか」と知ることがあります。
申請しないともらえない制度が多く、知らないままでいると損してしまいます。
この記事では、神戸市に住む共働き子育て家庭が使える補助金・給付金を、国の制度と神戸市独自の制度に分けてまとめました。
※ 金額や条件は年度によって変わることがあります。最新情報は神戸市の公式サイトや各窓口でご確認ください。
結論|神戸市の子育て家庭がもらえるお金・使えるサービスの全体像
最初に全体像を一覧で確認しましょう。
| 制度名 | 種別 | 金額の目安 | 申請先 |
|---|---|---|---|
| 児童手当 | 国 | 月1万〜3万円(年齢・子の数による) | 市区町村 |
| 出産育児一時金 | 国 | 50万円 | 健康保険組合 |
| 育児休業給付金 | 国 | 給与の最大80%(条件あり) | ハローワーク |
| 幼児教育・保育の無償化 | 国 | 3歳〜は基本無料 | 保育施設経由 |
| こども医療費助成 | 神戸市 | 高校卒業まで(18歳年度末まで)自己負担なし | 市区窓口 |
| 妊婦健康診査補助 | 神戸市 | 14回分の検査費用補助 | 市区窓口 |
| 神戸市出産・子育て応援事業 | 神戸市 | 最大10万円相当 | 市区窓口 |
「こんなにあるのか」と感じた方も多いと思います。ひとつずつ解説します。
国の制度|神戸市民も必ずもらえる4つの給付金
✅ ① 児童手当
子どもが0歳から高校卒業(18歳)まで毎月支給される手当です。
| 子どもの年齢 | 月額(第1・2子) | 月額(第3子以降) |
|---|---|---|
| 0歳〜2歳 | 1万5,000円 | 3万円 |
| 3歳〜高校生 | 1万円 | 3万円 |
2024年10月の制度改正で、所得制限が撤廃され、支給対象が高校生まで拡大されました。
共働き家庭でも所得に関係なく受け取れます。申請は出生後すぐに市区役所で手続きが必要です。
✅ ② 出産育児一時金
子どもが生まれたときに健康保険から支給される一時金です。
1児につき50万円が支給されます。
多くの場合、病院が健康保険組合に直接請求する「直接支払制度」を使うため、窓口での支払いが出産費用の差額分だけになります。入院前に確認しておくと安心です。
✅ ③ 育児休業給付金
育休を取得した際に、雇用保険から給付される制度です。
| 育休期間 | 給付額の目安 |
|---|---|
| 育休開始〜180日 | 休業前給与の約67% |
| 181日以降 | 休業前給与の約50% |
ママだけでなく、パパも取得できます。
パパが育休を取ることに迷っている方も多いですが、給付金があることを考えると、家計への影響は思ったより小さいことが多いです。
✅ ④ 幼児教育・保育の無償化
3歳〜5歳の子どもが認可保育所・認定こども園・幼稚園を利用する場合、保育料が基本的に無料になります。
給食費・行事費などの実費は別途かかりますが、毎月の保育料負担がゼロになるのは大きいです。
0歳〜2歳は住民税非課税世帯のみ無料ですが、共働き家庭でも所得に応じた補助が神戸市独自の制度で受けられる場合があります。
神戸市独自の制度|神戸市民だけが使えるサービス
✅ ① こども医療費助成
神戸市では、高校卒業まで(18歳年度末まで)医療費の自己負担がなくなります。
通院・入院ともに対象です。
子どもの急な発熱や体調不良でも、医療費を気にせず受診できるのは共働き家庭にとって本当に助かります。わが家も何度も利用しました。
転入時や出生時に医療証の交付申請が必要です。転入直後は忘れずに手続きしましょう。
✅ ② 妊婦健康診査の補助
妊娠中に受ける健診(14回分)の費用を神戸市が補助してくれます。
母子健康手帳と一緒に補助券が交付されます。健診のたびに補助券を持参して受診する形です。
妊娠がわかったら早めに神戸市の窓口で母子健康手帳を受け取りに行くことをおすすめします。
✅ ③ 神戸市出産・子育て応援事業(ゼロカーボンベビー等)
神戸市では、妊娠届・出生届のタイミングに合わせて面談を受けると、育児用品や育児サービスと交換できるギフト券(最大10万円相当)が受け取れる事業を実施しています。
内容は年度によって変わることがあるため、妊娠中・出産後に神戸市の子育て支援担当窓口やアプリで最新情報を確認するのがおすすめです。
✅ ④ 多子世帯への支援
2人目・3人目以降の子どもがいる家庭には、保育料の軽減や各種手当の優遇があります。
児童手当の第3子以降の増額(月3万円)もその一つです。
兄弟が多い家庭ほど使える制度が増えるので、2人目が生まれたタイミングで改めて確認することをおすすめします。
申請を忘れがちなタイミングと注意点
補助金・給付金のほとんどは、「申請しないともらえない」制度です。
ライフイベント別に、確認すべき手続きをまとめました。
| タイミング | 確認・申請すること |
|---|---|
| 妊娠がわかったとき | 母子健康手帳の取得・妊婦健診補助券・応援ギフト |
| 出産直後 | 児童手当・出産育児一時金・こども医療証・育休給付金 |
| 育休明け・保育園入園 | 保育料無償化の手続き・ファミサポ登録 |
| 2人目が生まれたとき | 多子世帯の保育料軽減・児童手当の変更届 |
| 神戸市に転入したとき | こども医療証の新規申請・児童手当の転入手続き |
| 子どもが3歳になるとき | 保育料無償化の切り替え確認 |
こんな人はとくに確認を
以下に当てはまる方は、今すぐ確認してみてください。
- ✅ 神戸市に引っ越してきたばかりで手続きをまだしていない
- ✅ 2人目・3人目が生まれた・または予定がある
- ✅ パパの育休取得を検討しているが給付金のことがよくわからない
- ✅ こども医療証の有効期限が切れていないか不安
- ✅ 子どもが3歳になる前後で保育料の変化が気になる
- ✅ 神戸市の独自支援をまだ使っていない
よくある質問
Q:共働きでも児童手当はもらえますか?
A:もらえます。2024年10月の改正で所得制限が撤廃されました。共働きで世帯年収が高い家庭でも、子どもが高校卒業まで受け取れます。
Q:申請はどこでできますか?
A:多くの手続きは、お住まいの区の区役所で対応しています。神戸市の「こうべ子育てナビ」アプリやホームページからも手続き方法を確認できます。
Q:途中で他の市区町村から神戸市に引っ越した場合はどうなりますか?
A:児童手当・こども医療証などは転入後に改めて神戸市での申請が必要です。転入から14日以内に手続きするのが原則のため、引っ越し後はなるべく早く区役所に行くことをおすすめします。
まとめ
神戸市で使える子育て補助金・給付金をまとめました。
- ✅ 児童手当:0歳〜高校卒業まで毎月支給(所得制限なし)
- ✅ 出産育児一時金:1児につき50万円
- ✅ 育児休業給付金:パパも取得可・通常最大67%、特定条件で最大80%
- ✅ 保育料無償化:3歳〜は基本無料
- ✅ こども医療費助成:高校卒業まで(18歳年度末まで)自己負担なし(神戸市)
- ✅ 出産・子育て応援ギフト:最大10万円相当(神戸市)
どれも「知っていれば使えた」制度ばかりです。
ライフイベントのたびに一度立ち止まって、使える制度を確認する習慣をつけておくと、確実に損をしなくなります。
最新情報は神戸市公式ホームページまたは各区役所でご確認ください。

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