「今月は出費が多かったな」「ボーナスが入ったから、いくらか貯金できそう」。家計を漠然としか把握できていない方も、多いのではないでしょうか。
わが家が、まさにそうでした。
子どもが大きくなり、習い事や塾でお金がかかることも増えてきました。「このままだと、家計が赤字か黒字かも分からない。家計管理をしなきゃ」と思いました。
そう思ったとき、まず必要だと感じたのは家計の「見える化」です。わが家がマネーフォワードMEを使い始めたのは、見える化のためでした。
私は共働きの父親で、マネーフォワードMEを夫婦で2年ほど使っています。つないでいるのはカード2枚と口座2つで、アプリは毎日開きます。
2年使ってみて、役に立ったと感じた場面は5つありました。この記事では、操作の説明よりも「どんなときに役立ったか」を中心に書きます。
- 思い出せないカード利用の案内が来たとき
- 電気代・ガス代を振り返るとき
- 毎月の予算を作るとき
- 夫婦で家計を共有するとき
- 連携が4件を超えそうになったとき
後半では、つまずいたことと、わが家が使っていない機能も正直に書きます。
結論:2年使って役立ったのは5つの場面

| 場面 | わが家が見るところ | くわしい記事 |
|---|---|---|
| 思い出せないカード利用の案内が来たとき | 入出金の画面 | 見覚えのない請求の記事 |
| 電気代・ガス代を振り返るとき | 自分でまとめ直したスプレッドシート | CSVの記事 |
| 毎月の予算を作るとき | CSVから作った月ごとの一覧 | CSVの記事 |
| 夫婦で家計を共有するとき | 同じアカウントを夫婦それぞれのスマホで | 夫婦共有の記事 |
| 連携が4件を超えそうになったとき | 無料版と有料版の違い | 無料版と有料版の記事 |
くわしい話は、それぞれの記事に書いています。
きっかけは「家計を見える化したかった」
マネーフォワードMEを入れたのは、家計管理をしなきゃと思ったからです。家計を管理するには、まずお金の動きが見えていないと始まりません。
マネーフォワードMEは、つないだ口座やカードの動きを自動で家計簿にしてくれます。手で全部書かなくても、何にお金を使ったかが分かります。
わが家が有料版を選んだ理由は、マネーフォワードMEの無料版と有料版の違いにまとめました。
最初にやること|わが家の設定は4つだけ
最初の設定で、わが家が決めたことは次の4つです。登録や連携の細かい操作は、公式の案内も見てください。
連携は、夫婦のカード2枚と口座2つの4件
つないでいるのは、夫婦のクレジットカード2枚と銀行口座2つです。
集計期間は、月の1日から
家計簿をいつからいつまでで区切るかは、集計期間として設定できます(マネーフォワードの公式メディア)。わが家は、月の1日始まりにしています。
支払いは、カード払いを中心にした
現金で払ったものは、管理が手間だと感じるようになりました。そこで、わが家はキャッシュレス決済、とくにカード払いを中心にしました。カード払いなら、連携しておくだけで家計簿に入ります。
残った現金の支払いは、レシートを読み取って入れるのがわが家のやり方です。正しく読み取れないときは、手で入力します。わが家が使っている楽天カードについては、楽天カードを10年使ってわかった5つにまとめました。
アプリは毎日開く
アプリは毎日開いています。毎日見ていると、変なお金の動きがあってもすぐに気づけます。
場面①思い出せないカード利用の案内が来たとき
わが家の楽天カードは、使うたびに利用の案内がメールで届く設定です。ときどき、何に使ったのか思い出せない案内が来ることがあります。
そんなときは、マネーフォワードMEの「入出金」の画面で確かめます。入出金の画面なら、日付・内容・金額がひと目で分かるからです。
利用の案内は、明細が確定するのを待たずに届きます。気になる利用があっても、すぐに動けます。
見覚えのない会社の名前で請求が来たときも、入出金の画面を夫婦で見ながら正体を突き止めました。フェリカの件は、フェリカポケットマーケティングの請求に焦ったに書いています。
場面②電気代・ガス代を振り返るとき
マネーフォワードMEで役に立ったことの1つが、過去の電気代やガス代を振り返れることです。電力やガスの会社を見直すときに、過去の代金を確かめるのに役立ちました。過去の代金を振り返るのは、思っていた以上に簡単でした。
わが家が見ているのは、マネーフォワードMEのCSVから自分でまとめ直したスプレッドシートです。月ごとに並べると、夏と冬に電気代が上がるのが分かります。
CSVで一覧を作る方法は、マネーフォワードMEのCSVが便利|家計簿を月ごとに比べて予算づくりにまとめました。
電気の会社を見直したときの話は新電力をやめて関電に戻した話に、夏の電気代はエアコンつけっぱなしの電気代に書いています。
場面③毎月の予算を作るとき
毎月の予算は、マネーフォワードMEの実績から作っています。CSVで月ごとの一覧を作り、直近1年の割合で予算を割り振るやり方です。月ごとに並べると、長期休暇の月は外食が増えて食費が上がることも見えてきました。
- 収入(主に給与)の1割を、先に貯蓄に回す
- 残りを、直近1年の実績の割合で、項目ごとに割り振る
- 割合は、毎月「直近1年の平均」で見直す
- ボーナスは月の予算に入れず、年間予算として別枠で管理する
くわしい手順は、CSVの記事に書いています。CSVのダウンロードは、プレミアム会員だけの機能です。
場面④夫婦で家計を共有するとき
わが家は、同じアカウントを夫婦それぞれのスマホで見ています。カードと口座の動きを、2人とも同じように見られるのが利点です。
月ごとの集計を出すときは、夫婦で「ここが多かった」「ここは引き締めよう」と話します。同じ数字を見ながら話せるのが、夫婦で同じ画面を見る良さです。お金の使い方を話す時間は、夫婦の価値観のすり合わせの場にもなっています。
見覚えのない請求が来たときも、同じ履歴を見ながら妻と話せました。1人で見ているときとは、安心の度合いが違いました。
夫婦での使い方は、家計簿アプリは“夫婦で共有”が正解だったにくわしく書いています。
場面⑤連携が4件を超えそうになったとき
わが家の連携は4件で、無料版の上限にちょうど届いていました。口座やカードが増えても上限を気にせず使いたかったので、有料版にしています。
連携できる数の上限や料金は変わることがあります。いまの条件は公式で確かめてください。わが家が有料版にした理由は、マネーフォワードMEの無料版と有料版の違いにあります。
つまずいたこと|ログインし直しを求められる
2年使っていて困ったのは、連携先へのログインをし直すように求められることです。ログインし直さないと、口座やカードの動きが反映されません。
連携の安全対策については、家計簿アプリの夫婦共有の記事に章を設けて書いています。
使っていない機能|家計診断
マネーフォワードMEには、家計診断の機能があります。わが家は、家計診断を使っていません。
家計診断から、提携する金融機関の商品をすすめる画面につながるのが気になるからです。わが家は家計の見える化に使えれば十分なので、商品をすすめる画面には触れないようにしています。
よくある質問
どのくらいの頻度で見ていますか?
わが家は毎日開いています。毎日見ていると、変なお金の動きにすぐ気づけます。
現金で払ったものはどうしていますか?
わが家は、カード払いを中心にして現金を減らしました。現金で払ったものは、レシートを読み取って入れています。
集計期間は給料日に合わせたほうがいいですか?
わが家は、月の1日始まりにしています。集計期間は設定で決められるので、家庭に合う区切りを選んでください。
無料版でも使えますか?
使えます。わが家も無料版から始めて、連携が上限に届いたので有料版にしました。くわしくは無料版と有料版の違いをご覧ください。
口座やカードをつないで、安全ですか?
マネーフォワードMEは、口座やカードの動きを見るためのアプリです。アプリからお金を動かすことはできません。安全対策は、家計簿アプリの夫婦共有の記事にまとめました。
夫婦で使うにはどうしていますか?
同じアカウントを、夫婦それぞれのスマホで見ています。月ごとの集計を出すときに、2人で見直しをしています。
まとめ
- きっかけは、家計の「見える化」
- 連携は夫婦のカード2枚と口座2つの4件。集計期間は1日始まり。アプリは毎日開く
- 思い出せないカード利用の案内は、入出金の画面で確かめる
- 電気代・ガス代は、CSVでまとめ直したスプレッドシートで振り返る
- 予算は、直近1年の割合で毎月作る
- 夫婦で同じアカウントを見て、月ごとに見直す
- 家計診断は使っていない
マネーフォワードMEのほかの記事も、あわせてどうぞ。

