夕方18時、保育園のお迎えから帰宅。
1歳・2歳の子どもは「おなかすいた」と言いながらまとわりついてくる。そこから献立を考えて、食材を切って、1から作るのは正直きつい。
そんな時期に始めたのがコープこうべのミールキットでした。週2〜3回、約1年ほど使い続けました。
結論から言うと、楽さは本物でした。でも続けるのは難しかった。この記事では、使ってよかったことも、やめた理由も正直に書きます。
コープこうべのミールキットとは?
コープこうべは、兵庫県・大阪府を中心に展開している生活協同組合です。スーパーとしておなじみですが、宅配サービスも展開しており、ミールキットを自宅まで届けてもらえます。
利用の流れはシンプルです。
- 組合員として加入(出資金が必要ですが脱退時に返還されます)
- 毎週カタログまたはアプリで注文
- 週1回、自宅に食材・ミールキットが届く
- 届いた食材で調理するだけ
神戸・阪神エリアに住んでいれば配達エリアに入っていることがほとんどです。全国展開のオイシックスやヨシケイと異なり、コープこうべは関西圏のサービスという点が特徴です。地域に根ざした組合なので、地元野菜や地元産品が多いのも魅力です。
使ってよかった3つのこと
① 献立を考えなくていい
これが一番大きかったです。共働きの夕飯で一番つらいのは「何を作るか考えること」だと気づきました。ミールキットが届いていれば「今日はこれを作る」と決まっています。疲れた頭で考える必要がゼロです。
② 食材が届いて下準備済み
野菜がカット済みで届くので、帰宅後は炒めるだけ・煮るだけという状態から調理できます。子どもが1〜2歳のころは、調理中に子どもから目を離せない時間をできるだけ短くしたかったので、この「すぐ調理できる」状態はとても助かりました。
我が家でよく頼んでいたのは野菜炒め系のメニューでした。シンプルな料理でも、カット済みの食材が届くだけで全然違います。
③ 食材の廃棄がほぼゼロ
スーパーで食材を買うと、使いきれずに傷ませてしまうことがよくありました。ミールキットは1回分に必要な量だけ届くので、余りが出ません。食材を無駄にしないという点では、コスト的にも精神的にも楽でした。
正直に書く——やめた理由
1年ほど使って、やめました。理由は割高感と量の問題です。
ミールキットはスーパーで食材を買うより単価が高いです。最初のうちはそれでもいいと思っていましたが、子どもが成長して食べる量が増えてくると、1セットでは足りなくなってきました。
「もう1品足す」「量を増やす」となるたびに料金が上がり、月のコストがじわじわ膨らんでいきました。「楽さを買っている」と思いながらも、毎月の費用が気になるようになり、長期継続は難しいと判断してやめました。
食材の配達・下準備済みという楽さは本物です。ただ、子どもが小さくて食べる量が少ない時期ほど費用対効果が高く、成長とともにコストが見合わなくなっていくというのが正直な感想です。
コープこうべはミールキット以外も使えます
ミールキットはやめましたが、今も組合員は続けています。
コープこうべの宅配はミールキットだけでなく、日用品・食材・冷凍食品など幅広い商品を注文できます。我が家はミールキットをやめた後も、食材や日用品の宅配として引き続き利用していました。
重い荷物を運ばなくていい・買い物に行く回数が減るという点は、小さい子どもがいる家庭には大きなメリットです。ミールキットが合わなくなっても、宅配サービス自体は続けられるのがコープこうべの強みです。
【追記】やめてから数年、夕食はこう回しています
この記事は、子どもがまだ1歳・2歳だったころの話です。⭐️あれから数年たって子どもたちは小学生になりましたが、平日の夕食のまわし方は、実はそれほど変わっていません。
いまは、この3つの組み合わせでしのいでいます。
- 作り置き
- 時短家電
- 調理器具(オールパン)
意外といちばん効いているのは、フライパンでした
正直、家電よりも効果が大きかったのがオールパンです。
⭐️理由は性能だけではありません。妻がこれを気に入っていて、料理のハードルが下がったことのほうが大きいと思っています。⚠️どれだけ優れた道具でも、使う人が「これなら作ってもいいかな」と思えなければ、家事は回りません。
→ 「子どもがご飯をよく食べるようになった」オールパン正直レビュー
時短家電のほうも、ミールキットをやめたあとの支えになっています。→ ホットクックは後悔する?いらない?2台使いでわかったこと
それでも「また使う」と思う条件が、2つあります
やめた今も、ミールキットが便利なのは間違いないと思っています。⚠️「合わなかった」のではなく、いまの生活には要らなくなっただけです。
わが家がもう一度使うとしたら、条件は2つです。
① 学童の延長ぎりぎりにしか迎えに行けなくなったら
いちばん現実的なのはこれです。夫婦とも残業が避けられなくなって、学童の延長ぎりぎり(19時)にしか迎えに行けない——そうなったら、たぶん即戻します。
19時に子どもを迎えて、そこから献立を考えて作るのは、⚠️やってみると分かりますが現実的ではありません。→ 学童の夏休みは”だけ”使える?1日の流れ・毎日の弁当・費用のリアル
② 家族4人が満足する量を、負担にならない費用で買えるようになったら
やめた理由は価格でしたが、正確に言うと「量に対する価格」でした。
⚠️家族4人が満足する量を注文すると、けっこうな額になります。1人分・2人分なら成立しても、育ち盛りの子どもを含めた4人分となると話が変わりました。
⭐️逆に言えば、量の問題さえ解決すれば、また使うと思います。サービスが悪いのではなく、わが家の人数と食べる量に対して割高だった、というだけの話です。
「やめた」は「もう使わない」ではありません
ミールキットの記事を探していると、「よかった」か「やめた」かの二択になりがちです。でも実際は、そんなに単純ではありませんでした。
🔑生活が変われば、また使います。判断の軸は「そのサービスが良いか悪いか」ではなく、⭐️いまの自分の生活に合っているかどうかだけでした。
だから、いま迷っている方に言えるのは「合わなくなったらやめればいい」ということです。⚠️やめるのは失敗ではありません。わが家も、また戻るかもしれません。
宅食サービス全体の選び方は、別の記事にまとめています。→ 宅食サービスは使いたいけど高い|コープをやめた私が考える選び方
こんな家庭に向いている・向いていない
| 向いている家庭 | 向いていない家庭 |
| 子どもが1〜3歳で食べる量が少ない | 子どもが育ち盛りで量が必要 |
| 献立を考えるのが苦痛 | 料理が好きで自分で考えたい |
| 神戸・阪神エリア在住 | 配達エリア外に住んでいる |
| コスト増でも時間を買いたい | 食費をできるだけ抑えたい |
まとめ
- 楽さは本物:献立ゼロ・カット済み・廃棄なしは共働き家庭に刺さる
- 子どもが小さい時期ほど向いている:食べる量が少ないうちはコスパが合いやすい
- 成長とともにコストが合わなくなる:量が足りなくなると割高感が増す
- ミールキット以外の宅配も活用できる:組合員を続けておく価値は十分ある
「楽をしたい時期だけ使う」という割り切った使い方が、コープこうべのミールキットとの一番うまい付き合い方だと思っています。保育園時代の共働き家庭には、一度試してみる価値があります。
📖 コープ以外の宅食・ミールキットとも比べたい方へ:宅食サービスの選び方と向き不向き|共働きパパが価格と手間で比較
📖 共働きの家事を減らす全体まとめ:家電と外注で家事を減らす方法【共働きパパの実体験】



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