「今日も仕事から帰って、ごはん作って、洗い物して、洗濯回して……いつ休むんだ?」。共働き家庭にとって、家事は毎日のしんどさの大きな原因です。
そして多くの夫婦が「どう分担するか」で消耗します。でも私は、「分担でモメる前に、家事そのものを減らす」ほうが、共働きにはずっと効くと思っています。やる人を決める前に、やらなくていい家事を増やすという発想です。
この記事は、わが家が実際にやってきた「家事を減らす方法」のまとめ(ハブ)です。それぞれ詳しい体験談は個別記事にリンクしているので、気になるところから読んでください。
共働きの家事がつらいのは、量が多いからだけではありません。「やってもやっても終わらない」「やって当たり前で誰にも感謝されない」——この終わりのなさが、じわじわ心をすり減らします。だからこそ、根性で増やすのではなく、仕組みで減らす方向に舵を切ることが大切です。
結論:共働きの家事ラク化は「①家電に投資 ②外注する」の2軸
家事を減らす手段は、大きく2つに分けられます。
- ①家電に投資する:一度買えば、あとは毎日ずっとラクになる(食洗機・ドラム式洗濯乾燥機)
- ②外注する:お金で時間を買う(家事代行・宅食・ミールキット・ネットスーパー)
どちらも「やらない家事を増やす」ための投資です。順番に見ていきます。
なぜ「がんばる」より「減らす」なのか

共働き家庭に決定的に足りないのは、時間と気力です。フルタイムで働きながら、家事も育児も完璧に——は、どこかで必ず無理がきます。わが家も、気合だけで回そうとしていた時期は、夫婦そろっていつも疲れてイライラしていました。
転機は、発想を「どう効率よくこなすか」から「そもそも、やらずに済ませられないか」に変えたこと。家事は“上手にこなす対象”ではなく、“減らす対象”。この考え方に切り替えてから、暮らしのしんどさが目に見えて軽くなりました。気合で乗り切るのではなく、仕組みで減らす——これが共働きを長く続けるコツだと実感しています。
【家電に投資】一度買えば毎日ラクになる

食洗機|「皿洗い」という家事を丸ごと消せる
最初に手をつけるなら、私は食洗機を推します。毎日の皿洗いがまるごと無くなるインパクトは絶大で、わが家は7年使い続けています。「もっと早く買えばよかった」と心から思った家電です。手洗いより高温でしっかり洗えるので、油汚れも落ちて衛生的。子どもの食器も安心して任せられます。
▶ 食洗機を7年使い続けるパナソニックユーザーの本音レビュー
ドラム式洗濯乾燥機|「干す・取り込む」が消える
次に効くのがドラム式洗濯乾燥機。「洗濯物を干す・取り込む・畳む」という地味に重い家事が、乾燥までボタン一つで終わります。わが家は6年使っていて、もう手干しの生活には戻れません。雨の日や花粉の季節でも乾燥まで気にせず回せるのも、共働きには大きなメリットでした。
【外注する】お金で時間を買う

家事代行|まとめて「人にお願いする」
掃除や水回りなど、まとめてプロに任せたいなら家事代行。「贅沢では?」と思いがちですが、家族の時間を守るための投資と考えると見え方が変わります。わが家は「毎週末まるごと掃除に消えていた時間」を時給換算してみて、頼んだ方が結果的に得かもしれないと気づきました。料金や各社の違いは比較記事にまとめました。
▶ 家事代行サービス比較|カジー・ベアーズ・タスカジの違いと選び方
宅食・ミールキット|「献立と調理」を減らす
毎日の「献立を考える・買う・作る」は、家事の中でも特に重い負担。ここを宅食やミールキットで圧縮できます。わが家はコープのミールキットを使った経験をふまえ、選び方をまとめました。ミールキットは「下ごしらえ済みの食材が届く」タイプ、宅食は「温めるだけ」のタイプと、生活スタイルで向き不向きが分かれます。
▶ 宅食サービスの選び方|「高い」を解決する3つの基準とタイプ別比較
▶ コープこうべのミールキットを1年使ってやめた正直レビュー
ネットスーパー|「買い物に行く」をなくす
重い荷物を運ぶ・店に行く時間そのものをなくせるのがネットスーパー。とくに小さい子がいる家庭や車なし家庭では効果が大きいです。重いお米や水、かさばる紙おむつを玄関まで届けてもらえるだけでも、体力の消耗がまるで違います。神戸エリアで使えるサービスを比較しました。
何から手をつける?優先順位の早見表
「全部は無理」という方へ。費用感と効果のバランスで、わが家のおすすめ順を表にしました。
| 手段 | コスト感 | 家事削減の効果 | 始めやすさ |
|---|---|---|---|
| 食洗機 | 家電(一度きり) | 大(皿洗いが消える) | 設置が必要 |
| ドラム式洗濯乾燥機 | 家電(やや高め・一度きり) | 大(干す作業が消える) | 設置が必要 |
| ネットスーパー | 送料数百円〜 | 中(買い物時間が消える) | すぐ始められる |
| 宅食・ミールキット | 食費+α | 中(献立・調理を圧縮) | すぐ始められる |
| 家事代行 | 1回数千円〜 | 大(まとめて任せる) | 予約が必要 |
迷うなら、「すぐ始められて効果が出る」ネットスーパーや宅食から試し、効果を実感したら食洗機・ドラム式という家電投資に進むのが、わが家のおすすめの順番です。
わが家が実際に「手放した家事」
参考までに、わが家がこの2軸で実際に手放した家事を並べてみます。
- 食器を洗う・拭く → 食洗機にお任せ
- 洗濯物を干す・取り込む・乾かす → ドラム式にお任せ
- 毎日の献立を考える → 宅食・ミールキットで圧縮
- スーパーへ買いに行く・重い荷物を運ぶ → ネットスーパー
- 手が回らない水回り掃除 → 家事代行にスポットで依頼
こうして並べると、毎日のように発生していた家事の多くを「自分でやらない形」に変えられているのが分かります。最初から全部は無理でも、減らせる家事から一つずつ手放していく。それだけで、平日の夜の余裕がまったく変わってきます。
「分担」より「総量を減らす」が共働きには効く
家事分担の話になると、つい「どっちがどれだけやるか」の取り合いになりがちです。でも、そもそもの家事の総量が減れば、分担をめぐる衝突も自然と小さくなります。
「やってくれない」と相手を責める前に、まず夫婦で「この家事、そもそも無くせない?」と話してみる。家電と外注は、その答えになってくれます。わが家はこの考え方で、ずいぶんラクになりました。
とはいえ、減らしても残る家事はあります。その「残った家事の分け方」は、共働きの家事分担のコツ(揉めない4ステップと分担表)でまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q. 全部やらないとダメ?
いいえ。一つ導入すれば、その分だけ家事は確実に減ります。まずは効果が出やすいものを1つ試して、「ラクになった」を実感するところから始めるのがおすすめです。全部を一度にそろえる必要はありません。
Q. お金がかかるのでは?
確かに費用はかかります。ただ、浮いた時間を「家族と過ごす時間」「休む時間」に変えられると考えれば、十分に元が取れる投資だと感じています。捻出が難しければ、固定費を見直して浮いたお金を家事のラク化に回すのも有効です。
Q. まず何が一番効果ある?
毎日発生する家事ほど、減らしたときの効果が大きいです。その意味で、皿洗いをなくす食洗機・干す手間をなくすドラム式は費用対効果が抜群。すぐ始めたい・初期費用をかけたくないなら、ネットスーパーや宅食から試すのがおすすめです。
まとめ|家事は「がんばる」より「減らす」
共働きの家事は、気合や分担だけで乗り切ろうとすると、どこかで限界がきます。家電に投資し、外注を上手に使って、家事の総量そのものを減らす。これが、わが家が共働きを続けてこられた現実的な答えです。
気になった手段から、ぜひ個別記事ものぞいてみてください。あなたの家庭に合う「やらない家事」が、きっと見つかります。



コメント