学資保険とNISAどっち?共働きパパが学資保険に入らずNISA一択を選んだ3つの理由

教育資金として学資保険とNISAを比較し、NISAを選択したイラスト NISA・投資

子供が生まれてからこれまで、「学資保険、入りますか?」と何度聞かれたかわかりません。

親戚・友人・職場に出入りする保険会社の営業——いろんな場面で声をかけられました。でも我が家は、最初から答えを決めていました。

学資保険には入らない。教育費は新NISAで準備する。

この記事では、共働きパパとして「学資保険ではなくNISA一択」を選んだ3つの理由と、教育費1000万円をNISAで準備する我が家の方針をまとめます。

「学資保険とNISA、どっちがいいの?」と迷っている共働き家庭の参考になれば嬉しいです。

学資保険のメリットも理解した上で書きます

最初にお断りしておくと、この記事は「学資保険はダメ」と言いたいわけではありません。学資保険には明確なメリットがあります。

  • 強制的に貯まる仕組み……毎月引き落とされるので、意思の力に頼らず積み立てられる
  • 契約者(親)が万が一の時の保障……親が亡くなると以降の保険料が免除され、満期金は受け取れる
  • 元本がほぼ確保される……元本割れリスクが低い商品が多い

これらのメリットを必要とする家庭にとっては、学資保険は十分に意味のある選択肢です。

ただし、我が家の価値観には合わなかった。その理由を以下に書きます。

日本の家計・教育ブログ向けの、ニュートラルで公平なフラットイラスト。
画面に3つのアイコンが横並びに配置されている:
①強制積立を象徴する貯金箱と矢印
②保険機能を象徴する傘
③元本確保を象徴する金庫
それぞれにチェックマーク付き。

我が家が学資保険に入らなかった3つの理由

理由①:資金が長期間拘束され、自由度が大きく下がる

学資保険の多くは、子供が18歳になるまで資金が拘束されます。途中解約すると元本割れするケースが一般的です。

18年間というのは、人生で何が起こるかわからない長い期間です。

  • 転職や独立で収入が変わるかもしれない
  • 親の介護や家族の急な事情で、まとまった資金が必要になるかもしれない
  • 子供が私立中学を受験すれば、もっと早い段階で教育費が必要になる
  • 家族の誰かが病気・ケガをすれば、医療費がかさむかもしれない

こうした「もしも」のときに、自分のお金なのに自由に使えないのは大きなリスクだと感じました。

NISAなら、必要なときに必要な分だけ売却して引き出せます。共働きで子育てしながら家計を組み立てている我が家には、この「自由度」が何より大事でした。

理由②:資金拘束の対価としてのリターンが小さい

これだけ長期間お金を拘束されるなら、それなりのリターンが欲しい。でも、学資保険の返戻率は近年、決して高いとは言えません。

具体的な数字は商品や時期によって変わるので断定は避けますが、一般論として「18年間預けて元本+数%増えればよい方」というのが学資保険の世界です。

一方、新NISAでオルカン(全世界株式)を18年積み立てれば、過去のリターンを参考にすると年率5%前後で運用できる可能性があります(あくまで過去実績ベースの試算であり、将来を保証するものではありません)。

もちろんNISAには元本割れのリスクがあります。でも、18年という長期で考えれば、リスクとリターンのバランスはNISAの方が我が家には魅力的でした

新NISAで何を買えばいい?オルカン一択にした理由

理由③:保険会社との関係を作ると、他の保険勧誘が続く

日本のオフィスの社員食堂前の廊下で、ビジネスカジュアル姿のパパが
歩いていると、スーツ姿の保険会社の営業の方(複数人)が
それぞれにこやかに声をかけてくる場面のフラットイラスト。
パパは少し困った顔で笑いながら手で「いえ、結構です」と
お断りしているジェスチャー。

これは我が家にとって、実は一番大きかった理由かもしれません。

私の職場には、複数の保険会社の営業の方が定期的に出入りしています。社員食堂の前で声をかけられたり、休憩時間に話しかけられたり——「学資保険、お子さんいらっしゃるなら検討されませんか?」と何度も勧められました。

そのたびに即お断りしてきましたが、もし一度でも契約してしまうと、その後の関係性が変わります。

  • 「お子さん大きくなったので医療保険どうですか?」
  • 「お住まいの保険、見直しませんか?」
  • 「ご家族のがん保険、入っておくと安心ですよ」

こうした次の勧誘が延々と続くことは容易に想像できます。営業の方も仕事なので当然のことですが、私としてはそういう関係性を作ること自体を避けたかった

NISAなら証券会社にネット経由で口座を開いて、自分で積み立て設定をするだけ。営業を受けることも、断り続ける気疲れもありません。

教育費は新NISAで準備するという選択

2024年に新NISAが始まったとき、「これは教育費の準備にも使える」と直感的に思いました。

新NISAの特徴は、教育費準備にとって理想的です。

  • 年間最大360万円の非課税枠……生涯1,800万円まで非課税
  • 運用益が非課税……18年積み立てて増えた分にも税金がかからない
  • いつでも引き出せる……必要なときに必要な分だけ売却できる
  • 復活する非課税枠……売却した分の枠は翌年復活する

学資保険にあった「資金拘束」「低いリターン」「営業勧誘」のデメリットがいずれもなく、税制優遇まで受けられる。教育費準備の手段として、これ以上のものはないと判断しました。

我が家の教育費1000万円NISAプラン

我が家の目標は子供1人につき教育費1000万円をNISAで準備することです。具体的なシミュレーションは別記事で詳しく書いていますが、要点をまとめます。

  • 銘柄:eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)一択
  • 運用方針:18年〜の超長期積立
  • 想定リターン:年率5%(過去実績ベース・保証なし)
  • 必要な毎月積立額:子供1人につき月3万円前後

もちろん、相場の変動によって目標額に届かないリスクもあります。だからこそ、長期分散積立を徹底し、リスク許容範囲内で運用しています。

教育費1000万円をNISAで準備するプラン

さらに、子供たち自身の老後のために「こどもNISA」も2027年の制度開始から活用予定です。

こどもNISA|親から子供への老後の贈り物として積み立てる話

日本の家庭のリビングで、パパが小学生の姉妹2人と一緒に、
木のように育っていく植物の鉢を見つめているフラットイラスト。
鉢から伸びる木の枝には、コインや小さなお札のような葉っぱが
実っている(資産が育つメタファー)。
背景に「NISA」と書かれた小さな貯金箱が棚に置いてある。
パパは穏やかな笑顔、姉妹は興味深そうに木を眺めている。
時間の経過と長期積立を象徴するように、太陽の光が窓から
差し込んでいる。

学資保険を選ばない決断の前に確認したいこと

ここまで「学資保険ではなくNISA」という我が家の選択を書いてきましたが、これは全ての家庭に当てはまるわけではありません。

NISAを選ぶ前に、以下の点を自分に問いかけてみてください。

①証券口座の開設と積立設定を自分でやる意志があるか

NISAは一度積立設定をしてしまえば、あとは銀行口座から自動的に引き落とされるので、ある意味学資保険と同じく「強制的に積み立てる」仕組みになります。

違うのは、最初のステップを自分でやる必要があること。具体的には、証券口座の開設、銘柄選び、積立金額の設定です(そこまで難しくはありません)。


楽天証券でNISA口座を開く手順|共働きパパがスマホだけで設定した全ステップ


ここを面倒だと感じて動けない方は、契約から積立まで全部やってくれる学資保険の方が向いているかもしれません。

逆に、最初の設定さえできれば、あとは学資保険と同じく自動で積み立てられます。

②元本割れのリスクを許容できるか

NISAは投資なので、相場次第で元本割れする可能性があります。長期分散積立でリスクを抑えることはできますが、「絶対に元本割れしたくない」という方には合いません。

③途中で引き出さずに続けられるか

NISAはいつでも引き出せる反面、相場が下がったときに不安になって売却してしまう人もいます。長期で運用し続ける覚悟が必要です。

この3つに「YES」と答えられるなら、NISAで教育費を準備する選択は十分に検討する価値があります。

まとめ:学資保険とNISA、どっちが正解?

「学資保険とNISA、どっちが正解?」——この問いには、家庭の価値観によって答えが変わる、というのが正直なところです。

強制力・元本確保・保険機能を重視するなら学資保険。自由度・リターン・営業勧誘を避けたいならNISA。我が家は後者を選びました。

  • 資金拘束されたくない
  • 長期で増やしたい
  • 営業との関係を作りたくない

この3つに当てはまる方は、NISAで教育費を準備する選択が合うかもしれません。

もちろん、両方を併用するという選択肢もあります。一度に全部決める必要はなく、自分の家庭の価値観と照らし合わせて、納得できる選択をするのが一番です。

我が家の話が、迷っている共働きパパ・ママの参考になれば嬉しいです。

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