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「共働きで、それなりに稼いでいる。なのに、なぜかお金が残らない」
これはつい数年前の自分の話です。毎月末になると口座残高を見てため息をついていました。
転機になったのは、マネーフォワードMEを使い始めたことです。
最初に数字を見たとき、妻と2人で言葉を失いました。愕然としたのは「使いすぎ」だけではありません。夫婦そろって、その月が黒字なのか赤字なのかすら、まともに把握できていなかったという事実でした。収入がいくらあって、支出がいくらあって——そんな基本的なことを、共働きで何年も過ごしながら、二人ともわかっていなかったんです。
この記事では、そこから実践した「お金が貯まる仕組みづくり」を3ステップで書きます。

ステップ① 収支を「見える化」する——マネーフォワードMEで現実を知る
お金が貯まらない家庭に共通しているのは、毎月の収支を正確に把握していないことだと思います。うちがまさにそうでした。
銀行残高は見ていました。でも「今月は黒字か赤字か」「何にいくら使ったか」は、ほぼ感覚頼み。その感覚が完全にズレていたことを、マネーフォワードMEを使って初めて知りました。
マネーフォワードMEの使い方や連携方法については、別記事で詳しくまとめています。
▶ 【共働きパパがレビュー】マネーフォワードMEで家計管理を始めた話
銀行・クレジットカード・証券口座を連携するだけで、収支が自動で集計されます。「知らないうちに使っていたお金」が一覧で見えたとき、初めて対策が打てるようになります。
まず現実を知ることが、すべての出発点です。
固定費の中でも、車の維持費(駐車場・保険・税金・車検)は特に大きな出費です。我が家は思いきって車を手放しました。→ 車なし子育ては可能?共働きパパが車を手放して10年以上・後悔していない理由
ステップ② 固定費を削る——一度やれば毎月ずっと効く
収支が見えたら、次は支出を減らします。ここで大事なのが「固定費から手をつける」ことです。
食費や外食を節約しようとすると、毎日ストレスがかかります。でも固定費は一度見直せば、何もしなくても毎月効き続けます。コスパが圧倒的に違います。
通信費と保険の具体的な見直し方は、固定費を見直したら月2万円浮いた話|通信費・保険の切り替え方で詳しく解説しています。
わが家が見直した固定費
実際に見直したのは、スマホ・保険・電気・ガスです。
| 見直し項目 | やったこと | 効果 |
|---|---|---|
| 保険 | 必要な保障だけ残して不要な契約を解約 | 月1万円以上の削減 |
| スマホ | 大手キャリアから格安SIMへ乗り換え(夫婦2人) | 毎月数千円〜1万円単位で削減 |
| 電気・ガス | 料金プランと会社を見直し | 月数百円〜数千円削減 |
| サブスク | マネーフォワードで一覧を確認して使っていないものを解約 | 気づかず引き落とされていたものを整理 |
これらを合計すると、わが家では固定費を月2万円近く削減できました。一度見直すだけで毎月2万円の余裕が生まれる——この積み重ねが、NISAへの投資原資になっています。
なかでも効果が大きかったのは保険です。「なんとなく入っていた」契約を整理したら、それだけで月1万円以上が浮きました。年間12万円以上の差になります。
固定費の見直しは最初だけ手間がかかりますが、やってしまえばその後はずっとラクです。まずマネーフォワードで今月の固定費を洗い出すところから始めてみてください。
ステップ③ NISAで投資する——お金に働いてもらう
収支を把握して、固定費を削って、毎月余裕が生まれてきたら——次はその余裕をお金に働かせる番です。
私が選んだのはNISAを使ったインデックス投資です。積み立てているのはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。一本で世界中の企業に分散投資できる商品で、手数料の低さが特徴です。
わが家では老後資金を目的に、年間100万円(月平均8万円)をこのファンドで積み立てています。新NISAの非課税枠をフルに活用しながら、長期で世界経済の成長に乗っていくイメージです。毎月の積立は自動設定しているので、給与が入ったら自動で投資され、あとは何もしない——この「仕組み化」が共働き家庭には一番合っていると感じています。
「ほったらかし」でいい、が共働き家庭に合っている理由
インデックス投資は「ほったらかし投資」とよく言われます。毎月決まった金額を積み立て、あとは基本的に何もしない。相場が下がっても売らない。ただ淡々と続ける。
共働きで子育て中の家庭に、個別株を毎日チェックする時間はありません。でも「自動積立の設定」なら一度やれば終わりです。給与が入ったら自動で積み立てられ、あとは生活するだけ。この仕組みが、忙しいパパ・ママには一番現実的だと思っています。
ポイントは、手数料の低い優良インデックスファンドを選んで、長い期間をかけて積み立て続けること。10年・20年単位で世界経済の成長に乗っていくイメージです。短期の上下に一喜一憂しないのがコツです。
NISAの基本(2024年〜の新NISA)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年間投資上限 | 360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円) |
| 生涯投資上限 | 1,800万円 |
| 非課税期間 | 無期限 |
| 引き出し | いつでも可能 |
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。NISAを使えばその利益が非課税になります。長期で積み立てるほど、この差は大きくなります。
※ 投資は元本割れのリスクがあります。この記事は特定の商品の購入をすすめるものではありません。詳細はご自身でご確認ください。
まとめ——「仕組みがなかっただけ」と気づいた日から変わった
わが家が実践した3ステップです。
- マネーフォワードMEで収支を見える化——黒字か赤字かもわかっていなかった現実を直視する
- 固定費を削る——保険・スマホ・電気・ガスを見直して月1万円以上を生み出す
- NISAで先取り投資——余裕が生まれたお金を手数料の低いインデックスファンドに自動積立
お金が貯まらないのは、意志が弱いからでも、収入が足りないからでもありません。仕組みがなかっただけです。
まずマネーフォワードを入れて、今月の収支を確認するところから始めてみてください。「黒字か赤字かもわからなかった」状態から抜け出す第一歩は、現実を知ることです。うちはそこから変わりました。
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